毎年2月に行われる節分では、お家によって節分ならではの料理を食べることがあります。最近では恵方巻きが全国的になったこともあり、ばんごはんが恵方巻きという方も多いかも知れません。
恵方巻きは大きいのでお腹いっぱいになりますが、一品だけはさびしい食卓になりがちです。そんなときは縁起のよいサイドメニューを加えて、節分ご飯をより美味しくしませんか?
そこで今回は、節分に食べたいサイドメニューを5品紹介します!
節分に食べたいおそばのサイドメニュー
おそばは年越しそばのイメージがありますが、節分にも食べる風習があります。
かけそばもおいしいですが、節分に食べたくなる2品を紹介しますね。
・そばの巻き寿司
ご飯のかわりにそばで巻いた巻き寿司は、ヘルシーで食べやすい一品です。
材料(1本分)
ゆでそば 50g(1/3袋分)
海苔 1枚
きゅうり 1/2本
カニカマ 2~3本
市販の厚焼きタマゴ 1パック
うす切りハム 1枚
作り方
1・そばは袋の説明どおりに茹でてから、水洗いをして水気を切る。
2・キュウリとうす切りハムは千切りに、厚焼きタマゴは1cm幅に切る。
3・すまきに海苔を広げ、そばを同じ方向に揃えつつ全体に広げる。
4・中心部にきゅうり・カニカマ・タマゴ・ハムを乗せ、くるっと巻いて5分ほど置く。
5・食べやすい大きさに切り分け、そばつゆを付けて食べる。
そばは乗せすぎると巻きづらくなるので、気持ち少なめを心がけましょう。
・ゆでそばのガレット風
ガレットはフランス料理で、そば粉や小麦粉の生地を薄く焼いた料理です。
そば粉で作るガレットもおいしいですが、今回は手軽に袋麺のゆでそばで作りましょう。
材料(1人前)
ゆでそば 1袋
とけるチーズ 2枚
ハム 2枚
卵 1個
バター 10g
塩・こしょう 少々
作り方
1・そばは袋の説明どおりに茹でてから、水気を切る。
2・ハムとチーズは食べやすい大きさに切る。
3・中火で温めたフライパンにバターを溶かし、そばを中心部を少しへこませて丸く広げる。
4・3分程度加熱したら、そばの中心に卵を割り入れ、周囲にハムとチーズを乗せる。
5・塩こしょうをふって蓋をして弱火にし、卵に火が通ったら完成。
そのまま食べてもおいしいですが、味が薄いときは少しだけめんつゆをたらしましょう。
節分に食べたい大豆のサイドメニュー
煎り大豆は鬼をやっつける以外にも、年の数だけ食べる風習があります。
そのまま食べてもおいしいですが、おかずとして食べるのもおすすめです。
・大豆の五目豆
五目豆は大豆やごぼう・こんにゃくなどを煮た、優しい味わいの料理です。
実はこんにゃくも節分に食べるとよいものなので、一緒にいただきましょう。
材料(2~3人前)
大豆水煮 100g
こんにゃく 100g(約1/3枚)
れんこん 100g
ごぼう 1/2本(約50g)
にんじん 1/2本(約50g)
水 300cc
和風だしの素 小さじ1
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ1
作り方
1・にんじん・レンコン・こんにゃくを、2cm角のサイコロ状に切る。
2・ごぼうは皮が厚いようならむいて、小さめの乱切りにする。
3・すべての具材・水・調味料を鍋に入れ、中火にかける。
4・アクがでたら取り、ある程度おさまったら落し蓋をして10分ほど煮て完成。
五目豆は、一晩置いたほうが味が染みておいしいです。
・大豆と野菜のコンソメスープ
恵方巻きは喉が詰まりやすいので、スープがあると助かります。
そこで時間がなくても簡単に作れる、大豆のコンソメスープを紹介します!
材料(2人前)
煎り大豆 20g
キャベツ 2枚
玉ねぎ 1/2個
ベーコン 1枚
サラダ油 少々
水 600cc
固形コンソメ 2個
塩・こしょう 少々
作り方
1・キャベツは太めの千切りに、タマネギはうす切りに、ベーコンは1cm幅に切る。
2・鍋に油を入れて熱し、キャベツ・玉ねぎ・ベーコンを入れて炒める。
3・鍋に煎り大豆・お湯・固形コンソメを加え、野菜がしんなりするまで煮る。
4・塩コショウで味を整えて完成。
煎り大豆の食感を残したいなら、最後に加えても面白いですよ。
節分に食べたいいわしのサイドメニュー
節分には、イワシの頭と柊(ひいらぎ)を飾って鬼払いをする風習があります。
ここから節分には、イワシを食べる風習が生まれました。
・いわしのフライ
魚が苦手な人でも、フライにすると食べやすくなるのでおすすめです。
材料(2人前)
イワシ 4尾
とき卵 1個
小麦粉 適量
パン粉 適量
サラダ油 適量
レタス 3~4枚
作り方
1・イワシは頭を落として腹から開き、背骨と内臓を取り出してさっと水洗いする。
2・イワシの水気を拭き取ってから、小麦粉を薄くつける。
3・イワシを溶き卵にくぐらせ、パン粉を全体にまぶして軽く押さえる。
4・油を180度前後まで熱し、イワシを入れてきつね色になるまで揚げる。
5・皿にちぎったレタスと、油を切ったイワシを盛り付けて完成。
フライはソース・マヨネーズ・タルタルソース・しょうゆなど、好みの味付けでいただきましょう。
まとめ
節分には豆やイワシを食べて、鬼払いを行う風習があります。
また恵方巻きを食べて、福を呼び寄せる風習もおなじみになりました。
節分に恵方巻きを食べるなら、サイドメニューが1品ほしいところです。
また縁起のよい食材を取り入れて、いつもの料理を節分風にするのも素敵です。
節分にピッタリのサイドメニューで鬼払いをして、楽しい時間を過ごしませんか?
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