![](https://clear-light.jp/wp-content/uploads/2020/07/妊婦帯1.jpg)
安産祈願に妊婦帯を着用しますが、いつから?どうして?と疑問に思う
若い妊婦さんが多いと思います。
妊婦帯は、大きくなるにつれ重たくなってくるお腹を支え、妊婦さんの
身体の負担を軽減するために着用します。
一般的に、妊娠5ヶ月目の戌の日が着用のスタートです。
様々なタイプの妊婦帯と、使い勝手やメリットをご紹介しますので
是非!参考にしてみて下さいね。
妊婦帯の付け方とは?お腹を抱える優しい手の役割
![](https://clear-light.jp/wp-content/uploads/2020/07/妊婦帯2.png)
お腹が膨らみ少しづつ目立ち始める、妊娠中期の5ヶ月頃から、重さを感じる
ようになってきます。
膨らみの下の部分に手を添えて、ちょっと持ち上げるような、支える仕草をす
ると、お腹や腰がフッと軽くなり、安定すると思います。
まさにその支える手の役割をするのが、妊婦帯です。
お腹の膨らみの下部から腰へ、軽く持ち上げるように巻く帯ですね。
重さでお腹が下がると、腰への負担が大きくなり、動作が辛くなります。
これからどんどん大きく重くなってくるので、しっかり帯で支えましょう。
また、外部からの衝撃などから、お腹を保護する役割もあります。
大切な命の成長を、優しく包み込んで守りましょう。
妊婦帯の付け方とは?赤ちゃんとママのお腹を冷えから守る役割
![](https://clear-light.jp/wp-content/uploads/2020/07/妊婦帯3-1.png)
妊娠中は冷えにも注意しなければなりません。
手首や足首などが、冷えないようにサポートするアイテムがありますよね。
それらと同様、お腹も冷やさないように気を付けましょう。
代謝が下がり、むくみや妊娠中毒症が出ないよう、しっかり守ります。
妊婦帯は、お腹の下部だけではなく、まるっと包み込むように着用して、
お腹全体から腰までを冷えから守りましょう。
親鳥が卵を包み込んで温めるイメージと似ていますね。
優しく温かく、妊婦さんのお腹と赤ちゃんを包んであげましょう。
妊婦帯の付け方とは?種類と着用方法
![](https://clear-light.jp/wp-content/uploads/2020/07/妊婦帯4.png)
妊婦帯には大きく3つのタイプがあります。
「さらし」、「腹巻(ベルト)」、「パンツ(ガードル)」の形です。
使い勝手や着け心地で、妊婦さんご自身に合ったタイプを選びます。
それぞれの着用方法、メリットなどを、参考にしてみて下さい。
★さらしタイプの妊婦帯
さらしタイプの妊婦帯は、お腹のサイズに合わせて巻けるので、初めから
出産までずっと使えます。
巻き加減が変えられるため、体調などにも合わせやすい仕様です。
出産後には、布おむつに作り替えて、親子で愛用するのも良いですね。
さらしタイプの妊婦帯は、男帯の様に、お腹の下部を持ち上げるように
巻いていきます。
下記に【犬印本舗】さん提供の、妊婦帯巻き方画像を紹介します。
参考にしてみて下さい。
●参照YouTube動画
引用《さらしの巻き方 岩田帯(初期~中期) 犬印本舗公式HPより》
●参照静止画像
引用《さらしの巻き方 岩田帯(初期~中期) 犬印本舗公式HPより》
https://www.inujirushi.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/10/hb8011_11.png
★腹巻(ベルト)タイプの妊婦帯
下着や肌着の上からパッと巻くだけの、簡単な筒状のタイプです。
難しい巻き方が不要なので、誰にでも簡単に着用できます。
お腹全体を覆うような腹巻タイプと、お腹の下部だけを支える形の
ベルトタイプがあります。
腹巻タイプは、お腹から腰まわりをスッポリ包み込むので、寒い季節や
冷房の効いた部屋で過ごすことが多い妊婦さんに良いですね。
また、寝る時のサポーターとしても活躍します。
お腹を優しく守られて、安心して眠ることが出来ますね。
ベルトタイプは、各社色々な形がありますが、背面を腰骨の上から回し、
前面を下腹部の下へ回して、お腹を持ち上げるように着用します。
骨盤ベルトとしても使用でき、産後の開いた骨盤を、元に戻すために着用
したり、姿勢の強制ベルトとしても使用可能です。
暑い季節や、動きの多い妊婦さんにおススメです。
ベルトが当たる、お腹や腰回りのお肌のお手入れに気を付けて下さいね。
★パンツ(ガードル)タイプの妊婦帯
ショーツやガードルのように、履いて着用するタイプです。
これ1枚で済むので、色々着脱する手間がなく、楽に使用できます。
履いて着用するので、帯部分が上がってしまったり、垂れてしまったりと
ズレる心配がないので、とても着心地が良いタイプです。
定期検診や日常のトイレなどの着脱も、一番楽なタイプだと思います。
さらしやベルトタイプを、上手く巻けない人にはおススメです。
妊婦さんのお腹を優しくサポートするタイプや、骨盤サポートまで可能な
しっかりタイプがあるようです。
お腹の成長に合わせて、サイズを変えていく必要がありますが、柔らかく
優しいフィット感のある素材を選びましょう。
まとめ
妊婦帯の付け方や役割、豊富な種類と特徴など、色々あることが分かりました。
一時のアイテムだから、準備しようか迷っていた妊婦さんもいるかも知れません。
実際に着用してみると、思っていたよりも安定し、身体がとても楽になります。
ご自身の体調やサイズ、着用感に合わせて、相性の良い妊婦帯を選んで下さい。
重さやしんどさを軽減してくれる妊婦帯を、出産までしっかり着用して、ママと
赤ちゃんの快適な妊娠ライフを無事に乗り切って下さいね。
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