
突然ですが、ベランダのお掃除ってしていますか?
お風呂場やキッチンなど普段生活している場所と比べると、ベランダは普段居座らないので、優先度が低く感じますよね。
私も、ベランダよりも他の場所を掃除する方が大事なんじゃないかな、とつい思ってしまうことがあります。
しかし、玄関と同じように外に繋がっているので、実際は、他の場所よりも汚れが多かったりします。
洗濯物や布団などを干す場所なので、綺麗な環境を保っておきたいと思いませんか?
ベランダでの大掃除のコツについて紹介していくので、ぜひ確認してみてください!
ベランダでの大掃除のコツ

1.天気が悪い日にベランダ掃除
2.濡らした新聞紙で、使う水を削減
3.重曹水で安全にお掃除
以上の3つのコツを順番に紹介していきます。
1.天気が悪い日にベランダ掃除

実は、天気がいい日にベランダで掃除をするべきではありません。天気がいい日とは、具体的に言うと雨が降っていない日のことです。
ベランダの主な汚れは、砂や排気ガスです。これらは大気中に飛んでいるので、掃除をしている間にも落ちてきて新しい汚れが出来てしまいます。
しかし、もし天気が悪かったら、湿度が高くなって大気中のゴミが水分を含み、地面に落ちていきます。つまり、ベランダには新しく汚れが出来ないということです。
逆にいうと晴れた日に掃除をしても、新しい汚れが出来てしまうのでキリがないということです。天気がいい日の方が気持ちよく掃除できるかもしれませんが、やめておきましょう。
また、天気が悪い日の方がいいと言っても、流石に大雨が降っている日は掃除には向きません。日を改めましょう。
2.濡らした新聞紙で、使う水を削減

水に浸した新聞紙を使うことで、少ない水で掃除が可能です一軒家のベランダであれば問題なさそうですが、マンションのベランダは隣の人と繋がっていることが多いですよね。
また、排水溝は隣以外の部屋とも共有している場合が多く、水をたくさん使うことができません。そのような時には、濡らした新聞紙をベランダに敷いて放置してみましょう。
水で洗い流したような掃除をすることができます。また、砂や髪の毛など小さいゴミも濡らした新聞紙を使ってみましょう。
濡らした新聞紙をちぎってゴミのあるところに置き、擦りながら新聞紙を集めることで、掃除できます。
3.重曹水で安全にお掃除

アルカリ性である重曹水は、市販の洗剤の代わりとして役に立ちます。市販の洗剤は濃度が強すぎるため、体に触れると危険です。
また、使う場所によっては、劣化を早める恐れもあります。一方で、重曹水は濃度が弱いため、体や設備劣化の危険もありません。
お掃除のための重曹水は、40℃前後のお湯200mLに小さじ2杯の重曹を混ぜることで作ることができます。
しかし、濃度が弱いので汚れが落ちない可能性もあります。そんな時は、汚れの上に新聞紙を敷いて、重曹水を吹きかけて放置してみましょう。しばらくすると汚れを取ることができます。
それでも汚れが落ちない時は、中性洗剤を使ってみて、少しずつ汚れを落とす力が強いものを使っていきましょう。
ここからは、場所ごとでのコツの活かし方を紹介していきます。
場所ごとでのコツの活かし方

ベランダで主に掃除をする場所は、
①手すり
②床
③排水溝
の3つになってくると思います。
この3つを順番に紹介していきます。
①手すり
手で触る機会が多いので、手垢汚れがついているかもしれません。手垢は酸性の汚れのため、アルカリ性である重曹水での掃除が非常に役立ちます。
コツ3を活かしてみましょう。また、道路に面している場合は、排気ガスの汚れも多いかもしれません。
排気ガスも手垢と同じように酸性の汚れなので、重曹水でばっちり掃除できますね。
②床
砂や土だけでなく、鳥の糞や布団から出た埃などのごみが落ちていて、ベランダでは最も汚れが目立つ場所ではないでしょうか。
コツ2を活かして、掃除してみましょう。
もし、ベランダが広ければ、最初はほうきでの掃き掃除の方が早そうですね。ちなみに鳥の糞も酸性の汚れなので、コツ3も活かすことができます。
③排水溝
スペースとしては小さいですが、ベランダで最も汚れている場所だと思います。排水溝は、コツ3にクエン酸を追加することで綺麗に掃除ができます。
重曹とクエン酸を混ぜると化学反応によって、二酸化炭素が発生し、その泡立ちで汚れを取ることができるのです。
濃度が強い洗剤よりも安全だと思うので、排水溝を掃除する時にはぜひ使ってみましょう。
まとめ

以上で紹介した事を整理します。
・コツ1:天気の悪い日にベランダ掃除
・コツ2:濡らした新聞紙で、使う水を削減
・コツ3:重曹水で安全にお掃除
・排気ガスや手垢、鳥の糞は酸性の汚れのため、重曹水で解決
・排水溝は、重曹とクエン酸を混ぜてお掃除
ベランダは外からゴミが入ってくるため、いつの間にか汚れが出来やすいです。
1番大事なことは、普段から手入れをしておくことですが、忙しくてできないこともあると思います。
少しでもお手軽に大掃除できるように、是非コツを活かしてみてください!
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