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習い事といえば、昔からピアノは根強い人気があります。
しかし置き場所や音の問題で、ピアノは習えないと諦めていませんか?
電子ピアノはピアノよりも小型で置き場所に困らず、防音対策もできる楽器です。
価格もピアノより安い商品が多いのですが、適当に買うと後悔することがあります。
そこで今回は、買ってはいけない電子ピアノについて、メーカー別に紹介します!
CASIOの光ナビゲーションキーボードは便利だが物足りない
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手頃な価格の電子ピアノを出すメーカーに、電卓で有名なカシオがあります。
カシオの電子ピアノでは、「光ナビゲーションキーボードLK-515」が有名です。
楽譜が読めなくても内蔵曲であれば、鍵盤が光って演奏する順番を教えてくれるというものです。
ピアノを習いに行くのが大変な人にとって、この電子ピアノはとても便利です。
ただし鍵盤の数が61鍵で、88鍵であるピアノよりは鍵盤の数が少ないです。
また鍵盤の感触が軽く、ピアノらしさが足りません。
楽譜が読めないけれどピアノを演奏したい人には、光ナビゲーションキーボードはおすすめです。
ですが「ピアノ」を演奏したいのであれば、LK-515はやめましょう。
KORGのLP380は強弱がつけにくい
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KORG(コルグ)は、シンセサイザーで有名な電子楽器のメーカーです。
シンセサイザーの技術を応用した電子ピアノは、見た目のスタイリッシュさが人気です。
KORGで人気なのがLP380で、価格も5万~6万円と手頃です。
価格に対してピアノの作りが本格的で、鍵盤の触り心地がグランドピアノに近いです。
また鍵盤のタッチを変えられるため、手の力が弱い人でも楽に演奏できます。
音に関しては、演奏に合わせて3種類のピアノ音を切り替えてくれます。
ピアノ以外の音も出せるため、シンセサイザーのような使い方も可能です。
鍵盤のタッチは変えられる一方で、鍵盤の強弱はつけづらいです。
そのためピアノ独特の「弱い音から一気に強い音へ」といった演奏を、苦手としています。
見た目もスタイリッシュなLP380は、価格も手頃で初心者向けです。
しかし音の強弱がつけづらいので、ピアノを習う目的ならKORG LP380は買ってはいけません。
ヤマハのYDP-S34はグランドピアノ風だが鍵盤が重め
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ピアノといえばヤマハが有名で、電子ピアノでもヤマハらしい製品を作っています。
ヤマハのエントリーモデル「YDP-S34」は、シンプルなデザインで部屋に合わせやすいです。
色も黒・白・ホワイトアッシュと、ヤマハのピアノと似た色が選べます。
鍵盤は見た目も触り心地も、ヤマハのグランドピアノを再現しています。
音もグランドピアノを再現しているので、ヤマハらしい音が楽しめます。
また音量を絞っても音色が変わらない点は、ピアノを越えているとも言えます。
ヤマハのピアノらしいYDP-S34ですが、鍵盤のタッチはピアノに比べると重めです。
そのため実際にヤマハのピアノに触れた時に、タッチの違いに驚くかも知れません。
ヤマハのピアノがほしいなら、YDP-S34は8万円台と手頃な商品です。
ただし鍵盤の重さがヤマハのピアノと違うので、気になる人は買うのをやめましょう。
カワイのCN29はこだわりの機種だが場所を取る
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ピアノで有名なカワイも、電子ピアノを販売しています。
カワイのCN29はエントリーモデルではありますが、ナチュラルな木目は高級感があります。
色は4種類から選べるため、部屋のインテリアとしてもぴったりです。
また楽譜立てが大きいため教本が置きやすく、練習がしやすいです。
音はカワイのグランドピアノから、鍵盤ごとに再現するほどこだわっています。
また2種類の音を収録しているため、演奏や好みに合わせて選べます。
さらに設定を変えることで、まるで調律師が調整したような使い心地も楽しめます。
エントリーモデルでありながらこだわりの多いCN29ですが、サイズが少し大きめです。
カワイのピアノらしいデザインですが、全般的に大きい点は気になります。
ピアノブランドらしいこだわりを取り入れたCN29は、カワイのピアノが好きならおすすめです。
ただし小さめの電子ピアノを探しているなら、サイズを取るのでCN29はやめましょう。
ローランドのRP501Rは機能が多すぎる
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ローランドは日本で初めて電子ピアノを製造した、電子楽器メーカーです。
ローランドのRP501Rは、エントリー機種ですが本格派の電子ピアノです。
価格は10万円台でありながら、数多くの機能が盛り込まれています。
音はきれいなピアノ音にこだわり、演奏した時の音色がピアノのような自然さです。
また強弱の付け方がとても自然で、こちらもまるで本物のピアノのようです。
ピアノ音以外にも300種類の音を収録し、リズム音も70種類も収録されています。
また楽曲も250曲収録されているため、自動演奏の楽しみも広がります。
その他にはUSBメモリに演奏が録音できたりと、デジタルならではの楽しみ方もできます。
色々楽しめるRP501Rですが、機械に弱い方は使い方で迷う可能性があります。
またシンプルにピアノが演奏したい方には、ここまでの機能は必要ないかもしれません。
ローランドのRP501Rは、価格に対して出来ることが多く楽しい機種です。
一方で「ピアノだけ欲しい」人にとっては、余計な機能が多いので買う必要はないでしょう。
まとめ
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ピアノは長く使うことで音が成長する楽器ですが、大きくて置き場所に困ります。
また定期的に調律師に来てもらう必要もあり、メンテナンスも大変です。
電子ピアノは限りなくピアノに近づけた電子楽器で、ピアノと比べると価格もお手頃です。
サイズもピアノより小さく、鍵盤だけのタイプも選べます。
独自の機能もついた電子ピアノは、ピアノとは少し違う楽器です。
それだけに鍵盤のタッチや音を比較して、自分にとって一番の電子ピアノを選びましょう。
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