カバンや洋服を作るのに欠かせない家電に、ミシンがあります。
子供の小学校入学をきっかけに、ミシンが欲しくなった方もいるかも知れません。
ミシンはあると便利な一方で、毎日使わない人も多い家電です。
また機能や価格にばらつきがあるため、高かったのに使わないとなると損をしてしまいます。
そこで今回は、あなたに要チェックな「買ってはいけないミシン」について、機能と価格別に紹介します!
マイミー MEH-10は使うと不満が見えてくる
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電動式の小型ミシンの中には、5000円以下で購入できる商品があります。
最低限の機能だけがほしい人や、小さいミシンを探している人にはぴったりです。
5000円以下のミシンですと、マイミーのMEH-10が3000円前後で人気の商品です。
丸みを帯びた形が可愛く、重量も約700gと軽いので小学生向きでも有ります。
また電源にコンセントと電池が選べるので、どこでも縫い物ができるのも便利です。
直線縫いができればいい人にとって、マイミー MEH-10は理想的なミシンではあります。
しかし薄い生地しか縫えないため、一歩進んだ縫い物をしたくなった時に不満が残ります。
生地に関しては、デニム生地などの厚手だと縫い目が飛ぶという意見が有りました。
裾上げなどで生地を三つ折りにした時に、きちんと縫えるかどうかも不安が残ります。
安くて簡単なミシンを探しているなら、マイミー MEH-10は選択肢に入ります。
しかし色々縫い物を楽しみたいなら、マイミー MEH-10は買ってはいけないミシンです。
JANOME コンパクト電動ミシン JA525はパワー不足
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JANOME コンパクト電動ミシン 【sew D`Lite】 JA525
ジャノメミシン(JANOME)は、日本のミシンメーカーでよく名前が知られています。
主に手芸店や直営店で販売していることが多く、家電量販店では見かけないかも知れません。
ネット通販などで見かけるジャノメ製品の中で、一万円以下で買えるのがJA525です。
横幅約29センチ・重量約2キロと持ち運びしやすく、白地にワンポイントで赤いデザインは可愛いです。
またジグザグ縫いや返し縫いスイッチもあり、基本的な縫い物は一通りこなせます。
国内メーカーのミシンという安心感がある一方で、やはりこの機種もパワー不足です。
厚手の生地だと縫えないことがあり、薄手の生地専用と割り切ると安心です。
有名メーカーで一万円以下のミシンを買いたいなら、JA525はおすすめです。
しかし厚手の生地が縫えない欠点は意外と大きいので、あえてジャノメのJA525を買う必要はありません。
アックスヤマザキ 子育てにちょうどいいミシンはフットペダルがない
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アックスヤマザキ【子育てにちょうどいいミシン】電動 ミシン シンプル コンパクト 初心者 子育て 1年保証 (本体のみ)
ミシンといえば同じようなデザインで、色も白が多く古臭い印象があります。
もしおしゃれで手頃なミシンがほしいなら、アックスヤマザキはおすすめです。
なかでも「子育てにちょうどいいミシン」は、11,000円という価格も手頃なミシンです。
横幅29cm・重量2.2キロというサイズは、小さいミシンを探している人にもぴったりです。
色は黒く余計な模様もなく、北欧テイストの部屋に置いても違和感がありません。
機能は直線縫いとジグザグ縫いができる上、デニム生地4枚を重ねて縫える力強さもあります。
またQRコードから動画で使い方を確認できたり、スマホスタンドが付いているのは現代らしいミシンです。
その他には別売りの裁縫キットを使えば、名前やイニシャルの刺繍縫いも可能です。
ただし「子育てにちょうどいい」という特徴からか、このミシンにはフットペダルがありません。
そのため手元でスイッチを入れることとなり、両手が開かなくて縫う時に失敗しやすくなります。
「子育てにちょうどいい」という名前の通り、このミシンはちょっとした縫い物にちょうどいいミシンです。
それだけにフットペダルがないという点は、気になる方にとってはマイナスとなってしまいます。
ジューキ HZL-28/HZL-40はうるさい
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ジューキ(JUKI) 電子ミシン 取扱説明DVD付き HZL-40
ジューキは工業用ミシンを多く作っているメーカーで、厚手が縫えるミシンに定評があります。
特に一万円台で買える「HZL-28/HZL-40」は、この価格で厚手も縫えるパワフルさが魅力的です。
HZL-28はダイヤルが黒、HZL-40はダイヤルがピンクという違いがあり、色で選べるのもうれしいです。
サイズは横幅38センチ・重量約6キロとやや重めですが、作業中に動かない安定感があります。
自動糸通し機能や手元ランプもあるため、使いやすさにも定評があります。
デニム生地もしっかり縫えるこの機種は、モーター音が大きい欠点があります。
ミシンはどうしても音が大きくなりますが、あまり静音にこだわっていない機種と言えます。
そのためマンション・アパート暮らしの人や、夜にミシンを使いたい時に困ってしまいます。
その他にはフットペダルはオプションとなるため、購入するときには注意が必要です。
低価格でデニムも縫える力強いミシンがほしいなら、HZL-40/HZL-28はおすすめです。
しかしできるだけ静かにミシンを使いたいなら、HZL-40/HZL-28を買ってはいけません。
ブラザー PS202/PS203は物足りない
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brother コンピュータミシン CPS4204(PS202)
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brother ブラザー コンピュータミシン CPS4210(PS203) (フットコントローラーつき)
低価格のミシンは、縫う早さを自分で調整しないといけない「電子ミシン」がほとんどです。
一方で「コンピュータミシン」は縫うスピードや縫い目を自動調整してくれますが、価格は高くなります。
コンピュータミシンで安いものを探すとなると、ブラザーのPS202/PS203がおすすめです。
2万円台前半という価格は、コンピュータミシン全体でも最安値と言ってもいい価格です。
色はPS202がピンク系で花模様付き、PS203はブルー系で花模様付きとなります。
PS202/PS203は下糸通しが簡単で、針への糸通しも3ステップでできるのがとても便利です。
縫うスピードも設定が可能で、最初はゆっくり縫い始めるので思わぬ事故も防げます。
コンピュータミシンならではの機能としては、液晶ディスプレイで縫い目や模様が選べます。
問題があれば音でお知らせしてくれますし、縫い目の幅もボタン一つで調整が可能です。
コンピュータミシンの基本が抑えられているPS202/PS203ですが、いくつか不満ものこります。
例えばディスプレイは小さめで、必要最低限の情報しかわかりません。
また刺繍はやボタン付けといった、コンピュータミシンで出来ることがこのミシンではできません。
その他にはフットペダルは別売りなので、追加購入すると合計3万円近くになります。
初めてミシンを買う人で、コンピュータミシンを探しているならPS202/PS203はおすすめです。
ですが多機能で高性能なコンピュータミシンがほしいなら、ブラザーのPS202/PS203はやめましょう。
まとめ
ミシンはしっかり布を縫えるため、特に子供のいる家庭では一台あると便利です。
またマスクなどの小物やカバンを作るときにも、ミシンがあれば短時間で作ることができます。
高いものだと40万円以上の商品もあるミシンですが、初めて買うなら5万円以内のもので大丈夫です。
ただし安いミシンはパワーが足りなかったり、出来ることが少ない点は覚えておきましょう。
ミシンを買うときはどんな使い方をしたいのかを理解し、あとで後悔しないものを選びませんか?
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