おせち料理にはそれぞれ、意味や願いが込められていて、家族みんなでいただくことでその年の健康や幸せを祈ります。
「でも、おせち料理ってたくさん種類があって選べない・・・」
「手作りしたいけど、材料も多いし手間もかかる、味付けも難しそう・・・」
「小さい子が喜んで食べてくれるか心配・・・」
とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
今回は、お手軽簡単なおせちのメニューや、子供も喜ぶ変わり種メニューのご紹介です。お重が家に無い方でも大丈夫な、盛り付けアイデアも参考にしてみてくださいね!
変わり種おせち料理
おせち料理って、大人になってから「美味しいな・・・」と感じるものが多い印象がありませんか?
今回は家族みんなが美味しく楽しめる、小さい子にもおすすめのレシピをご紹介します!変わり種おせち料理の一品に加えてみてはいかがでしょう!
・スイートポテト栗きんとん
栗きんとんは、勝負運や金運、商売繁盛の縁起ものとして食べられます。
そのままでもこっくりとした甘さがスイーツのような栗きんとんですが、スイートポテトと合わせるとさらに美味しくなりますよ!
バターの香り加わった洋風アレンジで、お子様も喜ぶこと間違いなしです!
・中華風なます
なますは、紅白の水引をにんじんとだいこんで表現したもので、平和の願いが込められた縁起物になります。
定番のなますを中華風にアレンジしたレシピをご紹介します。
きゅうりを入れることで、彩りも華やかになりますし、塩クラゲの食感がクセになる一品です。
・鶏肉のテリーヌ
テリーヌは、型に入れて作られた、フランス料理の総称で、中世ヨーロッパで残った食材の保存食として考案されたものです。
切った断面も、鮮やかでお正月にもぴったりです。ちょっと難しそうなイメージもありますが、意外とレシピは簡単です。
お好みの具材で、自分好みに作れるのもポイントです。
・鳥ごぼうときのこの和風キッシュ
キッシュといえば、ベーコンにほうれん草、チーズ洋風なイメージですが今回ご紹介するのは変わり種おせちに入れたい和風キッシュです。
実はキッシュはとても自由度の高い料理で、自分の好みにアレンジできます。発祥のロレーヌ地方では昔、お祝いには欠かせない料理だったとか・・・。
ケーキのように切り分けて食べるのも、特別な日にぴったりです。
・本格中華ちまき
端午の節句に食べられますが、竹の皮でつつんだ本格ちまきは、特別な日にぴったりですね。
中の具材は、ぎんなん、栗、うずらの卵や、ホタテなどをランダムに入れればサプライズ感もあってお祝いの食卓が楽しくなりそうです。
蒸したてはもちろん、冷めてももちもちで美味しいので、変わり種おせち料理料理の1品にいかがですか?
定番おせち料理
「おせちって難しそうだけど、今年は挑戦したい!」という方へ定番おせち料理の簡単レシピを4つご紹介です。
たくさんの種類を作らなくてもこの4つを押さえておけばぐっとおせち料理らしくなりますよ。
・伊達巻き
伊達巻きは、形が巻物に似ていることから教養をもつことを願う意味が込められています。
こちらのレシピはフードプロセッサー不要で、ジッパー付の厚手の袋ではんぺんを揉んで作ります。
後片付けも楽ちんで、親子で楽しみながら作れるのもポイントですね!
・昆布巻き
おせち料理にかかせない昆布巻きは、「よろこぶ」と語呂合わせで、縁起物とされています。「養老昆布(よろこぶ)」とも書けることから、不老長寿の願いも込められているのです。
ご紹介するのは基本の作り方なので、たらこや鮭をまいてアレンジしてみるのもおすすめです。かんぴょうの代わりに、油揚げや三つ葉、乾麺のパスタで巻き終わりを止める方法もありますよ!
・田作り
おせちの隠れた主役といっても過言では無い「田作り」は、五穀豊穣を祈願して食べられます。田作りに使われる魚は「カタクチイワシ」です。
昔イワシを肥料にした畑が豊作になったことから、「今年も作物が実り豊かに育ちますように」という願いを込めて作られるそうです。
材料もいたってシンプルですので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
・筑前煮
筑前煮には、れんこん、さといも、にんじんなどの根菜の他に鶏肉やこんにゃくなど多数の具材が用いられています。
その食材には「れんこん」「にんじん」など、「ん」のつく食材が多く使われていることから「運」がつく縁起のいいものとされています。
食材ひとつひとつにも意味が込められているので、調べてみるのも楽しいですね。ご紹介するのは、煮汁を絡めてつくる時短レシピです。
日を増すごとに甘辛い味が染みておいしくなるので多めにつくるのがおすすめです。
お重箱がなくても大丈夫!おせちの盛り付けアイデア
ご家庭にお重箱が無い方や、お重に詰めるほどたくさんは食べない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方におすすめが、「ワンプレートおせち」です。ワンプレートでのおせちの盛り付けのポイントは
・豪華にボリューミーに演出したいときは、小さめのお皿で
・上品に見せたいときは、間隔を開けられる大きめのお皿で
・和食をもっと魅力的に見せたいときは、丸盆や半月盆で
家にある白い丸皿を使う場合は、小鉢にいれた紅白なますなど華やかな料理を中心に置くのがおすすめです。
料理も同じものを2つ重ねたり、隣同士の食材と併せて立体感を出しましょう。背の高い食材は、後ろに並べるとバランスよく仕上がりますよ。
大きめのお皿に、間隔をあけて盛るときは、「南天」や「松」などお正月らしい植物を飾りに使うのもおすすめです。
千代紙の折り鶴などを飾りにしてもとってもおしゃれですよ。半月盆や丸盆は100円ショップでも取り扱いがあります。
「スレートプレート」という天然石を使用した黒い石皿に盛り付けてもお料理をきれいに盛り付けることができるのでチェックしてみてくださいね!
まとめ
今回はおせち料理に挑戦したい方向けのレシピや、ちょっと変わり種だけど華やかでお正月にぴったりなレシピをご紹介しました。
ちょっと難しそうと思っていた人も今年は手作りおせちに挑戦してみてはいかがでしょう。
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