今や花粉症は、国民の4人に1人が発症しているという国民病です。
怖いところは「今まで大丈夫だった人も、今年は発症する可能性がある」ということです。
今回は、急に花粉症になる原因や、花粉症だと感じたときの対策、症状を緩和させるセルフケア方法をご紹介します。
花粉症は急になる?
小さい頃から花粉症に悩まされる方、大人になってから急に発症する方、発症のタイミングは人それぞれです。
その違いはなんでしょうか?
花粉症などのアレルギーの発症は、「コップ」に例えられます。
コップの中にアレルギーの発症する要因となる抗体(花粉やハウスダストなどの原因物質に対して体内で作られる物質)や、乱れた生活習慣、ストレスなどで少しずつ溜まっていきます。
そのコップの許容量を溢れてしまった時に、私たちの身体はアレルギーとして発症してしまう可能性があるのです。
発症のタイミングに差があるのは、そのコップの大きさに個人差があるからです。
あれ、花粉症かも?と感じたら
花粉症の主な症状は「くしゃみ」、「鼻水」や「鼻づまり」、「目や皮膚のかゆみ」、「咳」、「頭痛」や「だるさ」などです。
一部や風邪の症状と重なることもありますが、2週間以上症状が続いたり、鼻水の状態がさらっとしていて透明な場合は花粉症の可能性が高いです。
また花粉症は時間帯で症状に変化があります。
そんな時にまず試したい対策をご紹介します。
・マスク、メガネなどで花粉をシャットアウト
コロナ対策でもマスクは日常のマストアイテムですが、花粉の場合ただしくマスクを付ければかなり花粉がシャットアウトできます。
花粉症用のマスクはフィルター機能が99%カットなど高性能のものが多くあります。
ワイヤーをしっかり鼻の形に密着させて、しっかり顎をマスクで多くなどして顔とマスクの隙間を無くしましょう!
普段コンタクトレンズの人は、花粉シーズンはメガネにしておくことをおすすめします。
コンタクトレンズ場合、花粉がレンズと目の間で擦れてしまいます。
また花粉症対策用のメガネでなくても、ある程度花粉を防ぐことができるので花粉シーズンはメガネでの対策もおすすめです。
・服装や髪型にも要注意!
ウールなどの繊維が長いものは、花粉が付着しやすいのでコートなどはポリエステルのつるつるした素材もの選ぶと良いですよ。
また花粉を寄せ付ける原因となるのが、静電気です。
静電気は柔軟剤の使用で、防ぐことができるので洗濯の際は柔軟剤をしようしてください。
また髪の長い人は、髪をまとめて花粉が付着しにくい工夫が大切です。
静電気も起きやすいので、トリートメントなどでしっかり潤いを保ちましょう!
・室内は加湿しましょう!
空気清浄機などがなくても、加湿であれば、濡れタオルを室内に干すなどで部屋の湿度を上げることができます。
花粉が空気中の水分を含んで、床に落ちるので舞い上がりくしゃみなどの原因になるのを防ぎます。
また喉や鼻などの粘膜が潤って、症状が和らぐので、部屋の湿度も気をつけてください!
・帰宅したら、花粉を払いましょう!
朝方症状がでたりする原因は、花粉は外から室内に持ち込んでしまうためです。
室内にはいる前に、ぱたぱたと払うと、花粉を舞い上がらせ目や鼻にはいる可能性があるので注意です
粘着テープなどもおすすめですが、ウエットシートや濡れたタオルなどで、ほこりなどをペタペタ取り除くイメージで拭くのが適切です。
また帰宅したら、手洗いうがい、洗顔をして皮膚についた花粉を落としましょう!
症状を緩和させるセルフケア
続いては、花粉症の症状の緩和に役立つセルフケア方法についてご紹介します。
・目の周りや鼻の入り口にワセリンを薄く塗る
ワセリンを「目の周り」や「鼻の入り口」に塗ることで、粘膜の侵入を防ぐことができますよ。
こちらの方法は元祖花粉大国のイギリスでも推奨されている方法のようです。
ワセリンなら簡単に手に入るので、すぐに試すことができますよね。
また、いまはドラッグストアでもイオンの効果で花粉をバリアするミストなどが売られていますよね。
マスクなどと併用で使ってみるのもいいかもしれません!
IHADA 花粉等付着抑制スプレー アレルスクリーンEX
・目の痒みは冷やして
かゆみを落ち着かせるためには、冷やすのが最適です。
濡らしたタオルや、保冷剤をハンカチに包んで目元にあてましょう。
目を洗い流すのも効果的ですが、水道水で洗うと目を傷つける原因になります。
防腐剤のはいっていない人工涙液などで洗い流すのがベストです。
・鼻づまり解消には少量のお水を
口にすこしだけ、水を含んで5分から10分程度まちましょう。
最後はそのまま飲み込むと、鼻から出ようとしていた鼻水が喉に流れていくので、鼻がすっきりします。
最初はちょっと気持ち悪いかもしれませんが、簡単に試すことができるので鼻づまりに悩んだらぜひ試してみてください!
まとめ
誰しもが花粉症になる可能性があり、症状を抑えるには自分での対策もとっても重要です。
ご紹介した方法は特別なものを準備せずにできる対策やセルフケア方法になるので、「あれ、花粉症かも」と感じたら、ぜひ試してみてくださいね!
花粉に負けず、快適な春を過ごしましょう!
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