花粉症で熱っぽい、だるい?原因や対策方法は?

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花粉症といえば「くしゃみ」や「鼻水」「目の痒み」などですが、症状が重くなると「熱っぽさ」や「皮膚のかゆみ」「頭痛」「倦怠感」を引き起こす可能性があります。

はやめの対策で、花粉症の症状を緩和し、症状が重くならないように注意しましょう!

花粉症の原因は…?

スギやヒノキなどの花粉を、吸い込んだり、粘膜に付着したりすると身体の免疫システムが働き、くしゃみや鼻水などによってい体外に排出しようとします。

原因となる花粉は「スギ」の他にも、ヒノキ科やシラカバ、イネやキク科とされるヨモギやブタクサなどでも発症する可能性があります。

花粉の対策方法は?

花粉症がひどくなると、鼻づまりが原因で呼吸がうまくできず、血流が滞るため、軽い酸欠状態になり、頭痛が起こります。

また息苦しさで、ぐっすり眠れないため睡眠不足を招いてしまうのです。

花粉症の症状緩和のためにはまずは対策が大切です。

・花粉の飛散状況をチェック

事前にテレビやインターネットなどで飛散状況を調べましょう!

天気の良い日や、乾燥した風邪の強い日は飛散が増えるので外出を控えるか、飛散量の少ない朝や、夜に外出を済ませてください。

1日のなかでもっとも飛散量が増えるのは午後1時から午後3時頃だそうです。

どうしても外出の用事がある場合は、上記の時間帯はさけてください。

・服装から対策を

マスクはいまやあたり前となっていますが、帽子やスカーフなどで肌や髪へ花粉が肌につくのを防ぎましょう!

またウールなどの毛繊維は、花粉が付着しやすいので避けるのがベスト。

また花粉を引き寄せる静電気を起こさないためにも、柔軟剤を使用して洗濯するのもおすすめです。

・家にもちこまない工夫を

家にはいる時は、花粉を落として家に持ち込まない工夫をしてください。

この時おすすめなのが、濡らしたタオルやウエットシートです。

払ってしまうと衣服についていた、花粉が飛散して目や鼻につく可能性があります。

やさしく、拭き取るように花粉を落としてくださいね!

また帰ったら、手洗いうがい洗顔で、皮膚についた花粉を落とすこともお忘れなく!

・規則正しい生活を

アレルギーの症状は、体調かくずれると悪化しやすくなります。

十分な睡眠や、バランスのいい食事もや適度な運動が花粉症の症状を軽くする対策のひとつになります。

治療方法は?

花粉症の治療方法は大きく分けて3つとなります。

ひとつめが、薬物療法です。

治療のベースは「抗ヒスタミン薬」、これはくしゃみや鼻水鼻づまりといった症状を抑えます。

他にも抗炎症作用を含む内服薬など、薬は発症する前から早い段階で飲み始めるのがおすすめです。

また症状が治まったからと言って、服用をとめず継続して飲むのが効果的ですよ。

2つ目は、レーザー手術です。

薬物療法であまり効果が得られない場合は、レーザー治療で鼻の粘膜にレーザーを直接照射することで、アレルギーを起こす場所を減らします。

ただしこちらの治療は、根本的な解決ではなく、アレルギー反応をする場所を抑える治療になります。

治療の効果としても、平均約2年間程度が有効期間とされていますが、副作用がなく日狩りで治療も可能なので、鼻づまりに悩んでいる方はぜひ病院でご相談を!

3つ目は、免疫療法です。

こちらはアレルギー反応を起こす原因物質を少しずつ服用することで、体内に免疫をつくり症状を起こさせないようにする治療方法です。

この方法は、薬物療法やレーザー治療とは違い根本的に花粉症を直す可能性がある治療法になります。

但し免疫をつくるのには2~3年と長い時間がかかるうえ、低い確率で副作用が現れる場合もあります。

ただ長年苦しんでいた花粉症が治るというメリットも大きいと思いますので、詳しくは医師へご相談を!

なぜ、都会でも花粉症が起きるの?

見渡す限りビル、あたりにスギもないのに花粉症がつらいのはなぜでしょうか!

スギがたくさんある田舎に住む人よりも、都会に住む人の方が花粉症を発症する人がおおいのだとか。

続いては、そんな疑問について調べてみました。

・アスファルトやコンクリートなど舗装された地面の影響

田舎の場合、湿気を含んだ土や森が花粉を吸収するため、再び舞い上がるのを防いでくれます。

しかし舗装された地面、大きな道路や人の行き交いが多い都会は、なんども風で花粉が舞い上がるため、花粉を吸い込みやすくなってしますのです。

・排気ガスなどの大気汚染

実は排気ガスやPM2.5などの大気汚染も花粉症に影響与えていました。

排気ガスに含まれる微粒子などと一緒に、花粉を吸い込むことで、アレルギー症状が出やすくなると言われます。

最後に…

花粉症が悪化すると、熱やだるさなどの倦怠感など、日常の生活に支障を来す場合があります。

正しい対策と、自分にあった治療やケアを見つけるのとともに、体内に花粉を侵入させない対策や、生活習慣を見直すことで免疫機能を向上させましょう!

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