新型コロナウイルスの影響もあり、マスクをしての外出は私たちの日常の一部として溶け込みつつありますよね!
一時、不織布のマスクが入手困難になった際は自宅でマスクを手作りした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、花粉症にフォーカスをあてマスクについて調べてみました!
そもそもマスクに花粉症対策の効果がある?
答えは「あります!」
マスクの装着で花粉の吸い込む量をおよそ、3分の1から6分の1程度まで減らす効果があるそうです。
ただし、マスクをきちんと装着しないと効果がないので注意が必要です。
プリーツタイプなどは、きちんとプリーツを広げて顔や鼻の形にしっかりフィットさせてください。
プリーツタイプに限らず、マスクで重要なのは、マスクと顔の隙間をなくすことです。
現在ドラッグストアなどに並ぶ不織布のマスクは花粉99%カットなど高性能なフィルターを使用しています。
そのため、顔とマスクとの隙間が少ないほど、花粉の侵入を防ぐことができるのです。
「布マスク」と「不織布マスク」花粉対策にはどっちがいいの?
「不織布マスク」の方が、花粉除去率は高いといわれています。
布マスクの代表のガーゼマスクの場合でも、もちろん花粉の侵入を防ぐことはできます。
しかし、不織布マスクと比べてフィルターとしての機能は少し低めです。
より高い花粉の除去率を期待するならば、「不織布マスク」がおすすめです。
マスクによる肌荒れの原因と対策
不織布マスクは、布マスクと比べてムレや、肌と擦れる摩擦が気になる方、肌荒れする方も多いと思います。
続いてはマスクによる肌荒れの原因、そして対策と、敏感肌さんにもおすすめなコスメをご紹介します。
原因その1:摩擦
マスクを付けたり、外したりする度にマスクの繊維と肌がこすれ、角質層の表面が削られることによって肌のバリア機能が低下します。
そのため、肌がデリケートな状態になり、ちょっとした刺激でも赤みやかぶれ、ニキビといった肌トラブルを招いてしまいます。
原因その2:乾燥
マスクをしていると自分の呼気で、保湿されていると思いがちですよね。
お風呂上りの肌が乾燥しやすいように、マスクを外した時に内部の湿気がどんどん蒸発し、急速に乾燥します。
そのため、かさつきやごわつきが起こりやすくなってしまうのです。
原因その3:ムレ
マスクの中は、自分の呼吸の湿気が充満し、雑菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。
汗や皮脂の分泌も増えることから、ニキビや吹き出物ができやすい状態に。
肌荒れを防ぐ対策
対策その1:保湿をしっかりして乾燥予防
洗顔後はもちろん、化粧水とシートパックでしっかり保湿をしてください。
朝のスキンケアのタイミングでも、クリームやブースター美容液を使用するなどして保湿を心がけてください。
ベースメイクにはいるとき、べたつきが気になる場合はそっとティッシュオフしましょう。
対策その2:下地やパウダーでさらっとした素肌に
マスク装着時の肌荒れが気になる、防ぎたいときはつやっと潤いがある下地よりも皮脂などを抑制するさらっとしたタイプの下地の使用がおすすめです。
また、ファンデーションは使用せずスキンケアパウダーなどで仕上げると、マスク内の汗や皮脂を抑えてくれるので、べたつき、マスクとの摩擦を防ぎます。
対策その3:マスク中はティッシュオフと保湿スプレーを
マスク内の蒸れはティッシュでやさしく抑えるようにして、湿気をこまめに吸い取り、肌を清潔に保ちましょう。
ティッシュのうえから、やさしくハンドプレスするように、鼻のまわりや頬はもちろん、あご先やフェイスラインもお忘れなく。
ティッシュオフの後は保湿、携帯できるミストの化粧水などを吹きかけハンドプレスしたあとパウダーなどで仕上げるとさらっとマスクの摩擦も防ぐことができますよ。
対策その4:同じマスクを長時間使用しない
高温多湿なマスク内は、雑菌が繁殖しやすいので午前と午後でマスクを変えるなどして同じマスクを長時間使用しないようにしましょう。
マスク自体を取り換えるのが難しい場合は、マスク内部が汚れずに、衛生的に使用できるマスクシートの活用がおすすめです。
フィルター効果、商品によってはシルクなど肌との摩擦を抑えられるものもあるので、自分にあったものを探してみてくださいね。
マスク肌荒れにおすすめコスメ
キュレル ディープモイスチャースプレー
セラミド機能成分が、角質層まで浸透し、肌に潤いを与えます。
霧のようなミストで、化粧を崩さずしっかり保湿ができます。
イニスフリー ノーセバム ミネラルパウダー
誰もが知っている韓国の「国民パウダー」です。
皮脂を吸着してさらさらな肌を演出してくれるので、摩擦予防にぴったりです。
カルテHD モイスチュア クリーム
皮膚科で処方される「ヒルドイド」とコーセーがタッグを組んで誕生した「カルテ ヒルドイド」シリーズ。
敏感肌にも安心して使える処方もうれしいポイントです。
花粉症予防には「不織布マスク」を!
いかがでしょうか?何かと、マスクが重要な近頃ですが、花粉症にフォーカスをあてると「不織布マスク」の方がおすすめのようです。
ただ、不織布マスクは肌荒れの原因になる可能性もありますので、そんな時は対策と、基本的なスキンケアをしっかり行って肌トラブルを防ぎましょう。
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