そんな時の応急措置は?
冬のお肌悩みの代表格と言えば「乾燥」ではないでしょうか。
通常の乾燥なら日頃のケアでやり過ごせるけど、粉をふいたりピリピリしてくると、そんなケアでは間に合いませんよね。
気付いたらほっぺや口周りなどに粉がふいてる!皮が剥がれてる!?
なんてことも。
粉がふいたり皮が剥がれると、余計に肌荒れが目立つ上に、乱れた生活をしてるのかなと、周囲に思われることもあるかもしれません。
この記事では、急な乾燥による応急措置をご紹介していきます。
●お化粧してもカサカサ!全然綺麗にならない!
●選ぶべきファンデーションは?
●外出先で粉ふいてるのに気付いてしまった!
●カサカサ肌の化粧直しは?
●まとめ
しっかり対処して、乾燥お悩みを撃退しましょう!
お化粧してもカサカサ!全然綺麗にならない!!
乾燥してカサカサ・しわしわのお肌は化粧ノリも良くないですよね。
お気に入りのアイシャドウも新色の口紅も、お化粧終わって鏡を見てもゲンなりしてしまいます。
化粧してテンション上がるどころか逆に乾燥肌テンション下がるなんて、避けたい事案です。
急な乾燥のスキンケアは、いつも通りにしても足りません。
化粧前にはしっかりと水分補給をして、油分でコーティングする必要があります。
まず洗顔後化粧水を少量とり、手のひらで温め、優しくお顔を包みます。
乾燥がひどい時はお肌も弱っているので、パッティングなどは避けましょう。
それを数回繰り返し、肌を落ち着かせた後、美容成分がたっぷり入っているローションパックをつけます。
この様なローションパックは、数枚売りでドラッグストアなどで売っているので、お家に備蓄しておくとこんな時に便利ですよ。
表示されている時間を守って使用してくださいね。
ローションパックはおけばおくほどいい!と思われがちですが、おきすぎると逆にお肌の水分まで奪って乾燥を引き起こすので、注意してください。
その後は乳液やミルクです。
化粧前の乳液やミルクは、油分が多すぎると次につけるファンデーションがヨレてしまうので、そこまで重くないのを選びましょう。
一回一回の工程を丁寧に、しっかりと浸透させてから次の工程に進む、お肌に水分を行き渡らせる様につけるのがコツです。
ファンデーションつけると余計に乾燥が目立っちゃう!
乾燥で粉がふくほどカサカサしたお肌のファンデーションは、油分を多く含み、高保湿・高カバー力のクリームファンデーション
がおすすめ。
美容成分が入っているのも嬉しいですね。
通常はパウダーをはたいて使用するんですが、カサカサ・しわしわのお肌では、パウダーがファンデーションの油分を吸ってしまってパサついてしまうので、パウダーは使わず、ティッシュで少し落ち着かせるぐらいでいいでしょう。
また、美容液とファンデーションが一緒になったクッションファンデもいいですよ。
美容液のおかげで下地が不要なほどの密着感があり、時短で手軽にツヤ肌を作ることが出来ます。
乾燥しすぎてピリピリする敏感肌になってしまった方には、石鹸で落とせるミネラルファンデーションが安心です。
クレンジングを使わず、石鹸で落とせるので、お肌に優しいんですよ。
外出先で皮剥けに気付いてしまった!
外出先で粉ふきや皮剥けに気付いたら、すぐさまどうにかしたいもの。
仕事中ならなおさら、集中できませんよね。
「取引先の人に粉ふいてるの見られてるかな」 「憧れの先輩に見られちゃった!」
など、女子ならではの悩みに思いを巡らせ、いてもたってもいられません。
そんな時は、ワセリンをちょっととってトントンと肌に馴染ませてみましょう!
ワセリンは水分を保持して刺激から肌を守ってくれる効果があります。
さらに、赤ちゃんにも使える低刺激・無香料、唇にも使える優秀なアイテムです。
肌をしっかりコーティングしてくれますよ。
少しとって指で温めると緩くなって塗りやすくなるので、いきなりつけないようにしましょうね。
テカリやベタつきがあるので、広範囲には不向きです。
ポイント使いには大変使えるアイテムなので、ひとつはバックに入れておいたらいいですよ。
ただ、肌に水分を与えることはないので、あくまで乾燥から守るという使い方をしてくださいね。
外出先での化粧直しは?
外出先で化粧直しする際、カサカサしたお肌の上から何を塗っても余計に乾燥が目立ってしまいます。
ファンデーションが崩れている部分をスポンジや指の腹で軽く押えておきましょう。
皮脂やファンデーションの油分がある状態で、保湿をすると水分や保湿成分が肌にしっかりなじみません。
そこで、化粧の上から使えるミストタイプの化粧水が便利です。
まず、ティッシュで余分な脂を抑えたら、化粧の上からシューっとかけて、ハンドプレスして馴染ませます。
ここでミストタイプの注意点ですが、成分がミネラルウォーターのみ、または保湿成分がほとんど配合されていないミスト化粧水は、メイクの上からの保湿には適しません。
水分が蒸発する際に、肌の水分も一緒に奪ってしまうので、余計に乾燥が進んでしまいます。
購入前に、保湿成分がしっかり配合されているか確認してくださいね。
ヒアルロン酸や、コラーゲン、セラミドなどが配合されていると、高い保湿力が期待できますよ。
しかしそれだけだと乾燥は治らないので、気になる部分には乳液をつけましょう。
ベタベタつけるとファンデーションのヨレにも繋がるのであくまで少量を丁寧に。
目元などの部分的な化粧直しなら、気になった所を、乳液をつけたコットンか綿棒を使って軽く落とします。
そしてまた少量つけて、馴染ませた後にお直ししてみてください。
乾燥がひどい場合のメイクの上から保湿をするときは、皮脂が多いTゾーンのみにとどめます。
乾燥しやすい頬や目元、口元は、皮脂の奪いすぎになるので気をつけてくださいね。
また、保湿剤をつけたら、ゴシゴシこするのは絶対にNG。
さらにメイク崩れやファンデーションがヨレてまう危険があります。
指や手の平で軽く抑えて、決して強くこすらないことです。
乾燥はお肌のSOS
カサカサ・しわしわ・粉ふき・皮剥けは、通常の状態ではなく、いわばSOS状態です。
肌の乾燥は、しわやたるみ、弾力低下、シミ、くすみなどさまざまなトラブルを引き起こす原因にもなります。
今回は応急措置をご紹介しましたが、ピリつきや赤みなどがひどい場合は、病院で診察を受けるのも大切ですよ。
乾燥から肌を守って、美肌キープをできたらいいですね。
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