肌が乾燥して化粧水が入らない!大人の乾燥肌の原因と正しいスキンケアの仕方。

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気温も湿度もさがり、乾燥する季節になりましたね。

今までと同じお手入れをしているのに、乾燥が進んでお肌もカサカサ。

化粧水も入らなくなってきた、なんて方もいらっしゃるのではないですか。

そんな乾燥肌でお悩みの方に、肌が乾燥する4つの理由と、正しいケアの仕方、対策を

分かりやすくご紹介します。

・加齢による原因

・紫外線による原因

・ターンオーバーの乱れ

・間違ったお手入れ

・洗顔・クレンジング

・洗顔後はすぐ保湿!

・一年中UVケアを!

肌が乾燥する4つの理由

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●加齢による原因

きちんとスキンケアをしているはずなのに、化粧水がお肌に入っていかない…

今までと同じお手入れをしているのに、乾燥して弾力もなくなってきた…

それもそのはず、お肌も年齢と共に肌表面の、角質内の水分を蓄えている天然保湿因子や、天然の皮脂膜が減少していくのです。

そうするとバリア機能が低下し、外界からの刺激に弱くなってしまい、乾燥などの肌トラブルを起こしやすくなってしまいます。

●紫外線による原因

肌トラブルの原因の80%が、紫外線が原因と言われています。

紫外線による老化を『光老化』と言いますが、紫外線はしみ・しわ・たるみなど、女性が気になるほとんどの肌トラブルの原因になるんです。

UV-Aは真皮まで届き、活性酸素を大量に発生させ、肌の弾力やハリを失わせてしまいます。

UV-Bは、肌の表面に炎症による日焼けを起こし、角質から水分を奪うと同時に肌をごわつかせます。

また、細胞を守るため、メラニン色素が過剰に生成されるため、しみ・ソバカスの原因になってしまうのです。

●ターンオーバーの乱れ

私達のお肌は、皮膚に細胞が28日周期で生まれ変わる『ターンオーバー』が正常に行われていることによって、健康な肌に保たれています。

しかし、寝不足が続いたり、偏った食生活により、成長ホルモンが活動できなくなり、正しい血液の循環や代謝機能に影響を及ぼすことによって、ターンオーバーが長くかかってしまいます。

そうすると、本来なら28日で細胞分裂をしながら肌の表面に垢となって剥がれ落ちるはずの古い角質が、肌表面に残り、肌の生まれ変わりに影響を及ぼしたり、角質層が詰まってゴワつきの原因になります。

角質が詰まった状態では、化粧水は角質層に浸透してくれません。

また、肌が紫外線によるダメージを受けたり、空気が乾燥していると、肌内部を守ろうとしてターンオーバーのスピードを早め、未熟な角質細胞を作ってしまいます。

未熟な角質細胞は、角質細胞の中にある天然保湿因子が充分に作ることができないため、とても乾燥している角質細胞が出来上がってしまうのです。

●間違ったお手入れ

普段のスキンケアも間違ったやり方によって、乾燥を加速させてしまうことがあります。

熱いお湯で洗ったり、クレンジングや洗顔、タオルオフなどでも肌をゴシゴシ強く擦ったりしていませんか?

日頃の癖でも、目をよく擦ったり、鼻を頻繁にかんだりする鼻炎の方などは、部分的に乾燥が進行していたりします。

どういったケアがいいの?

では乾燥を防ぐ、肌の水分量を上げるスキンケアは、どのようにしたらいいのでしょうか。

●洗顔・クレンジング

洗顔後のつっぱり感やカサカサの原因は、クレンジングかもしれません。

クレンジングや洗顔による洗いすぎ、落とし過ぎも、乾燥肌を招く原因になるんですよ。

一般的に、オイルクレンジングは洗浄力が強いので、肌の油分も取りすぎてしまうため、乾燥肌には不向きです。

クリームクレンジングやミルククレンジング、クレンジングバームなどは、しっとりとした洗い上りなので、肌にできるだけ負担をかけず、なおかつ乾燥を防ぎたいという乾燥肌の方におすすめです。

肌のゴワつきやターンオーバーを正常にするには、肌の汚れを落とし、古い角質が自然に剥がれ落ちるようにしないといけません。

そのためには、しっかりと洗顔フォームを泡立てて、きめ細かい泡をたて、優しく泡で洗うように心がけましょう。

決してこすらないように注意が必要です。

その際はぬるま湯で洗うなど、温度も気をつけましょう。

●洗顔後はすぐ保湿!

洗顔後は乾燥が一気に進んでいくので、水分が蒸発する前に化粧水などをつけます。

化粧水をつける前に、化粧水前のブースター・導入美容液を使いましょう。

乾燥しているお肌は、言ってみればカチカチに固まった土のようなもの。

そこにお水を撒いても弾いてしまいます。

お肌もこれと同じで、化粧水前にお肌を柔軟に柔らかくし、化粧水が入っていきやすくなる土台を作ってあげる事が必要です。

そうすることで、次に使うアイテムの力を最大限に引き出してくれます。

また、角質がたまってる方は拭き取り化粧水で不要な角質を除去して、肌のキメを整えると良いですよ。

化粧水をつける時は、いっぺんにたくさんばしゃばしゃではなくて、少量づつ丁寧にハンドプレスで入れていきましょう。

それを数回繰り返し、次の工程へ進みます。

時間がある夜なら、たっぷりと化粧水を含ませたコットンで、コットンパックをするのもおすすめ。

ただし、あまり長い時間パックしてると逆に乾燥していくので、5分ぐらいにしておきましょう。

プラスアルファで取り入れたいのが、保湿美容液です。

美容液はハリ不足・キメの乱れなどの肌悩みに合わせて、保湿成分や美白成分などが化粧水よりも多く入っています。

肌悩みに合った美容液を使いましょう。

最後は、しっかりと水分をお肌に閉じ込めてくれるための、乳液です。

ヒアルロン酸や、セラミド、コラーゲンなどの保湿成分や、ホホバオイルなどのオイル成分が配合されている乳液を選ぶのがポイントです。

『保湿には水分』という認識は間違ってないですが、大人の乾燥肌は水分だけではなく、皮脂にあることも多いのです。

皮脂が足りないと、肌を守る役割の「皮脂膜」が生成されず、水分保持ができずに乾燥を招くことも。

そんな方は、美容オイルでのお手入れもアイテムの一つにしてみては。

オイルは、ブースター代わりに最初に使っても、最後のお肌のフタとして使っても、マッサージにも使える、万能美容アイテムです。

色んなタイプのオイルがあるので、初めは多機能かつ、さらっと軽いテクスチャーの美容オイルがおすすめです。

乾燥でしぼんだお肌も、ふっくらと艶やかに見違えるでしょう。

●一年中UVケアを!

紫外線は夏だけではなく、4月~9月の間に年間紫外線量の7~8割りが降り注がれると言われています。

また、正午をピークに10時~14時の間で1日の紫外線量の半分が降り注いでいます。

曇りの日は晴天時の60%が降り注いでおり、雨の日でも20%も降り注いでいるんです。

そこで、必ずスキンケアのアイテムに取り入れたいのが、日焼け止めです。

日焼け止めの成分は主に「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」がありますが、紫外線吸収剤は紫外線のエネルギーを吸収することから、お肌にとって刺激になる場合があります。

それに対し紫外線散乱剤は、単純にお肌の上で紫外線を散乱させる成分なので、刺激が少ないのが特徴です。

乾燥肌の方は、この紫外線散乱剤を使用した日焼け止めを使いましょう。

また、汗をかいた時などは2~3時間毎に塗り直しましょう。

ファンデーションをしている場合は、お化粧をしている上からもつける事ができる、スプレータイプの日焼け止めもあるので、出かけ先でも便利ですよ。

正しいお手入れで美肌を手に入れよう

いかがでしたか。

乾燥肌には色んな原因があることがお分かりになったと思います。

乾燥肌で、化粧水が入らないと悩んでいる方は、是非試してみてくださいね。

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