全身の乾燥肌対策!原因別にご紹介

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冬は空気が乾燥していて肌も乾燥しやすい季節です。
全身が乾燥してしまって痒くなったりしていませんか?

実は体は、顔よりも皮脂の分泌が少なく乾燥しやすいんです。
しかし体は顔よりも簡単にケアを済ませがちですよね。

ボディクリームを塗るだけが肌の乾燥対策ではありません。
肌が乾燥する原因別に対策をご紹介します。

肌への刺激は化学的刺激、物理的刺激の2つに大きく分けられます。

化学的刺激は紫外線や日焼け止め、化粧品、ハウスダストや花粉など、
肌に浴びたり付着することで肌を乾燥させたり炎症を引き起こしたりします。

物理的刺激は衣類や化粧時にスポンジで擦ったりした時の摩擦や入浴時のお湯など、
肌に物理的に刺激を与えてしまうことで表皮を弱くしてしまいます。

これらの刺激や加齢など肌の乾燥の原因は様々ですが原因はひとつではないかもしれません。

原因別の対処法を組み合わせて全身の乾燥を改善しましょう。

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湿度の低下による肌の乾燥

肌の乾燥を防ぐには60%から65%の湿度が良いと言われています。
部屋に加湿器を置いていますか?

肌の表面は角層という細胞が整列した層でできています。
空気が乾燥していると細胞が持つ水分が保てなくなり、細胞の列が乱れていきます。

細胞の配列が乱れると細胞が剥がれてしまったり
細胞の間に隙間ができて肌が敏感になり痒みや湿疹の原因になります。

エアコンやストーブは空気を乾燥させてしまうので、
加湿器を置いたりストーブの上でお湯を沸かして部屋の湿度を保つよう工夫してみてください。

化学的刺激による乾燥

冬でも必ず日焼け止めを塗りましょう。
豪雪地帯では冬に太陽が出ること自体稀な地域もあります。

しかし夏ほどではなくても紫外線は必ず私たちの肌まで届いています。
紫外線はタンパク質を変性させる強い力を持っています。

肌に届いて肌の水分を保つのに重要なコラーゲンにも影響します。
冬でも日焼け止めをサボらず塗ることが大切です。

また日焼け止めや日焼け止め効果のある化粧品を塗っておくことで、
空気中のちりやほこりなど化学的刺激になるものから肌を守ってくれます。

物理的刺激による乾燥

化学繊維の肌着や、入浴時の熱いお湯などが乾燥を招いてることもあります。
肌に直接触れる服は天然繊維でできたものにして、熱いお湯に浸かるのは禁物です。

化学繊維は皮脂を吸着しやすい特性があります。
皮脂と水分のバランスが崩れると肌は乾燥するので、皮脂が奪われて乾燥の原因になるのです。

コットンや麻、カシミヤなどの天然繊維は水分を保持しやすい特性があります。
肌に直接触れる肌着には天然繊維でできたものを選ぶと肌の乾燥を防ぐことができます。

また42度以上のお湯は肌の皮脂を奪ってしまうので、
皮脂と水分のバランスが崩れ乾燥の原因になってしまいます。

寒い冬に熱いお湯でお風呂に入りたい気持ちは分かりますが、
肌への刺激を避けるためにも温度はほどほどにしておきましょう。

熱いお湯に浸からなくても体が温まるように、
冬の入浴時には血行を促進して体を温めてくれる入浴剤を使うのもおすすめです。

セラミド不足による乾燥

セラミドは角層の細胞同士を繋いでいる成分です。
肌の乾燥はセラミドを補ってあげることで改善することがあります。

セラミドは水分の蒸発を防いでいますが、不足すると角層の細胞の配列が乱れ、
細胞は剥がれて乾燥し、隙間から刺激物が入り込んで痒みを引き起こしたりします。

セラミドは加齢とともに不足するものでもあるので
年齢を重ねると肌が乾燥しやすくなるのはこのためです。

人の肌に馴染みやすいヒト型セラミドを含むボディクリームを
入浴後や日中の気になった時に塗る習慣をつけましょう。

花王のニベアクリームはお手頃価格で手に入れやすくおすすめです。

また米由来グルコシルセラミドは肌の保湿力を高めることが報告されています。
米由来グルコシルセラミドを含むサプリメントで中からセラミドを補給することも有効です。

ショコラBBリッチ・セラミドは全身の乾燥が気になる方におすすめです。

生活習慣による乾燥

ストレスや睡眠不足、食生活によって肌の状態は変化します。
バランスの良い食事と質の良い睡眠を取ることで肌は健康な状態へ近づきます。

食事は水分やビタミンB群を多く摂取するよう心がけましょう。

冬はどうしても体内の水分量が少なくなりがちです。
食事から水分をとって、体の内側から潤いを保つ必要があります。

ナッツや赤身マグロ、納豆などに含まれるビタミンB群は
肌のターンオーバーを正常に保つのに不可欠です。

睡眠にも肌のターンオーバーを正常に保つ働きがあります。
ターンオーバーが遅れていくと肌の保湿機能が低下して乾燥を引き起こす原因になります。

まとめ

肌の乾燥は様々な原因によって引き起こされます。
可能な限り刺激を減らし、皮脂と水分のバランスを取ることで肌の乾燥は改善していきます。

部屋の湿度や生活習慣を見直したり、
朝日焼け止めを塗る時間と夜ボディクリームを塗る時間を作りましょう。

体の皮膚は約1ヶ月かけてターンオーバーします。
地道に毎日ケアすることで肌の乾燥を防ぎ徐々に良くなっていきます。
1ヶ月後には全身すべすべ肌を手に入れられるでしょう。

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