キャンプグッズが幅広く普及し、ひとりキャンプいわゆるソロキャンが流行してきました。
そんなひとりキャンプの醍醐味は一人だけの異空間、ただただひとりの時間を山奥という大自然で過ごすという贅沢時間と楽しみ方は様々です。
なかでもキャンプでの食事は別格ではないでしょうか。
ひとりキャンプともなると食って寝るというシンプルな時間の過ごし方になるはずなので、キャンプめしのレシピにはこだわりたいところです。
今回の記事では元イタリアンシェフが紹介する、キャンプシーンでも簡単にできるおすすめレシピをご紹介します。
ひとりキャンプの食事がワンランクアップすることはもちろん、SNS映えも狙えるレシピをご紹介するので、是非チェックしてみてください。
今回のレシピは火、手鍋などひとりキャンプのグッズが最低限揃っていることを前提にご紹介させていただきます。
ひとりキャンプでサクッとおしゃれに!The定番のペペロンチーノ
イタリアンと言えばパスタ、キャンプでパスタと言えばペペロンチーノです!
オリーブオイルとニンニクの香りが食欲をそそり、キャンプという無骨なシーンでは混ぜるだけのペペロンチーノがぴったりです。
用意する材料は以下の通り。
スパゲッティ 120g
にんにく 1片
オリーブオイル 20cc
鷹の爪 輪切りにしたものをお好みで
塩 10g
上記は最低限の材料です。これだけでめちゃくちゃ美味しいペペロンチーノを作ることができます。
まずはスパゲッティを茹でるお湯を沸かしてください。小さめの鍋しかない場合はスパゲッティを半分に折って茹でてください。
ひとりキャンプ用のフライパンやお皿は小さめだと思うのでスパゲッティは半分に折っておくことをおすすめします。
スパゲッティを茹でている間ににんにくを刻みます。みじん切りにするよりは少し形が残る程度の粗めな刻み方にしていく方がガツンときて個人的には好みです。
ほぼほぼ茹で上がりそうになったらフライパンにオリーブオイルをたらし、にんにくと鷹の爪を炒めます。
にんにくが茶色く色づき、香りがたってきたら火を止める合図です。
そこに茹で上がったスパゲッティを入れてよくかき混ぜ、塩を2つまみほど全体に馴染ませたら完成です。
塩とにんにくをお好みの風味としょっぱさに合わせて調整してください。
具材は基本的になんでも合います!SNS映えを狙うのであれば赤や黄色のパプリカがおすすめです。粗めに切ったパプリカを散らすだけで見栄えも鮮やかになります。
スパゲッティを茹でている間の数分で完成、材料も最低限でOKなので荷物の軽量化にも役立つ最高のひとりキャンプレシピです。
ひとりキャンプでがっつり食って寝るならチャーハンもおすすめレシピの一つ!
やはりご飯が食べたい!という方にはチャーハンがおすすめです。
具材は小さく切って小ぶりなタッパーに、味付け類は混ぜた状態でこちらもタッパーに入れておけるので、現地ではこれを火にかけるだけでOKです。
ご紹介するチャーハンは塩旨味チャーハン!準備するものは以下の通りです。
ご飯 150g
玉ねぎ ½カットをみじん切り
枝豆 5房分
長ネギ みじん切り
ごま油 40cc
オイスターソース 20cc
鶏ガラ 15cc
まずは玉ねぎ、枝豆、長ネギをごま油半量を使って炒めます。玉ねぎが飴色になってきたらご飯をほぐすようにして散らせてください。
焦げ目がつかないうちに残りのごま油、オイスターソース、鶏ガラを全体に馴染ませて手早く混ぜたら完成です。
調味料は予め混ぜておくのがスマートに調理の工程を進められると思います。ごま油の半分は最初の野菜を炒める段階で使うので全部混ぜないように注意です。
唯一のポイントと言えばスピードになります。
基本的に中華は火力とスピードが勝負です。野菜やご飯に焦げ目がつかないよう、最初から最後までテンポ良くいくことを心がけてさえいれば失敗しません。
濃い味が好きな方はオイスターソースと鶏ガラの分量を10ccずつ増やして様子を見ながら味付けすることをおすすめします。
こちらもキャンプの荷物を最小限にしてくれる簡単、最速レシピです。
しかもかなり食べ応えのあるレシピなので男性のひとりキャンプにはかなりおすすめのレシピになっています!
ひとりキャンプで小腹を満たしてから食って寝る方へ
がっつり食事をしながらも寝る前にはちょっと小腹が、というケースも少なくないと思います。
そんな方のために予め家で和えるだけの簡単レシピをご紹介しておきます。
寝る前にちょこっと一杯、という時にもお供になってくれる「枝豆とジャガイモのジェノベーゼ」です。
用意する材料はこちら。
じゃがいも 1個
枝豆 10房
バジルペースト 20cc
塩 2つまみ
じゃがいもは皮を剥いて芽を取ったらラップをしてレンジで3分半。その間に枝豆を皿に全て出しておきます。
じゃがいもの加熱が終わったら乱切りにして枝豆を出しておいた皿に入れます。そこにバジルペーストを入れて和えたら塩を全体にふって出来上がりです。
これをタッパーに入れて忍ばせておけば、小腹が空いたタイミングですぐに食べられます。冷めても美味しいので秋や冬場でも大丈夫。
夏のシーズンは保冷をしっかりしておいてください。
ひとりキャンプでがっつり食って寝るなら簡単レシピがおすすめ
ひとりキャンプでの食事が成功するか失敗するかでその日のキャンプの充実さは変わってきます。
もちろんご飯作りでの失敗もまた思い出、醍醐味になるのは事実ですがせっかく行くのであれば簡単にさっと作れて美味しい食事をしたいものです。
今回ご紹介したキャンプレシピはキャンプシーンでなくてもおすすめのレシピです。
節約したい時のお弁当にもおすすめなので、一度ご自宅で練習してからキャンプで実践するのも良いと思います。
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