髪の薄さが気になった時に気になる商品に、育毛剤があります。
育毛剤とは今ある髪の毛を健康に育て、脱毛を防ぐ効果が期待できる商品です。
育毛剤はすぐに効果が出るものではないため、効果が薄いと思われがちです。
その為長く使う必要があるのですが、長く使いたくない商品も中には存在します。
そこで今回は、買ってはいけない育毛剤について、理由とともに紹介します!
サクセス・薬用育毛トニックは液だれが気になる
ドラッグストアでよく見かける商品に、花王・サクセス薬用育毛トニックがあります。
180gで800円~1000円で購入できるため、気軽に試せる育毛剤となっています。
サクセス薬用育毛トニックの特徴は、髪の毛が抜けるタイミングを遅くする成分を含んでいることです。
そのためまだ育つ余裕がある毛が抜けづらくなり、太く豊かな髪が育ちやすくなります。
また炭酸スプレーで地肌の血行を良くするため、髪に栄養が行き届きやすくなります。
サクセス育毛トニックは香りや刺激の強さなど、5種類の中から選べます。
無香料で強い刺激の「エクストラクール」は、地肌もスッキリして朝のヘアケアにぴったりです。
その他にも微香性ハーバルシトラス、フルーティシトラス、フレッシュフローラル、無香料と香りでも選べます。
手に取りやすい価格のサクセスですが、噴射が強すぎて液だれしやすい欠点があります。
そのため地肌にスプレーしたら、すぐに手指で地肌をもみ、成分をなじませないと首筋に成分がこぼれます。
またスプレーの刺激の強さは、人によっては痛いと感じることがあります。
ドラッグストアで購入できて、香りも選べるサクセス薬用育毛トニックは長く使いやすい商品です。
しかし液だれして衣服を汚す可能性があるため、面倒な人はこの商品を買うのはやめましょう。
ブローネ・薬用育毛エッセンスは香りで好みが分かれる
女性向け育毛剤で手に取りやすい商品に、花王・ブローネ薬用育毛エッセンスがあります。
容量は130gで1400円~1500円で購入可能で、ノズル式の育毛剤となります。
この商品の特徴としては、先端が丸くなったノズル式が挙げられます。
地肌に直接触れるとちょうど良い刺激となり、しかも適量が出るので液だれしにくくなっています。
成分に関しては毛根の中心部を活性化させる、センブリエキスなどを配合しています。
センブリエキスには血行促進効果も期待できるため、健康的な髪が育ちやすくなります。
手頃な価格で使いやすいブローネ薬用育毛エッセンスですが、微香性の商品となっています。
香りは残らないとありますが、化粧品にありがちな香りのため好みはが分かれます。
またノズルを強く押し付けてしまうと、液体が多めに出る点は注意が必要です。
ブローネ薬用育毛エッセンスは、毎日使いやすく地肌に直接成分が届きやすい商品です。
しかし微香性で好みが分かれる香りなので、無香料を探している人はこの商品を買ってはいけません。
はぴねすくらぶ・薬用育毛剤 柑気楼は思うほど香らない
通販で販売している育毛剤で人気の商品に、はぴねすぷらぶの柑気楼(かんきろう)があります。
定価は250ml入りで5786円ですが、初回限定で50ml入りが550円で試せます。
さらに定期購入コースを選ぶと割引もありますし、買い忘れも防げます。
柑気楼の特徴は、青ミカンエキスを始めとした柑橘系エキスによる頭皮の保湿です。
ここに血行促進効果があるセンブリエキスなどの生薬成分で、豊かな髪を育てます。
また8種類のビタミンを配合し、毛髪に必要な成分を頭皮に届けます。
ボトルはスプレー式で、柑橘エキスが入っているためか爽やかな香りがします。
ですが本来は無香料の商品のため、スプレーして少しの間しか香りません。
またスプレーボトルは地肌に届くほど勢いがあるものの、液だれしやすいのが気になります。
定期購入しやすい育毛剤を探しているなら、柑気楼はおすすめです。
ただし柑橘系の香りはすぐ消えてしまうので、香りで選びたい場合は要注意です。
アンファー・スカルブD薬用育毛スカルプトニックは刺激が強い
育毛シャンプーで知られるスカルブDシリーズには、育毛剤「薬用育毛スカルプトニック」があります。
180mlで定価3300円となっていますが、公式サイトで定期購入すると2805円で購入できます。
スカルブD薬用育毛スカルプトニックの特徴は、発毛アップに力を入れていることです。
マサキツヅラフジアルカロイドと、酢酸-DL-α-トコフェロールの作用で毛根への血流をアップしています。
グリチルリチン酸2Kはかゆみやフケを抑え、豆乳発酵液が頭皮を良い状態へ導きます。
また特許を取ったスプレーノズルは、成分が頭皮に届いて液だれしにくくしています。
さらにスカルブDシャンプー・リンスと一緒に使うと、よりよい効果も期待できます。
気になる点としては、使った際の刺激が強く、人によっては痛みを感じることがあります。
また使用感がゴワゴワするため、朝のヘアケアに使いづらいかも知れません。
シャンプーもスカルブDを使っていて、刺激が強めの育毛剤を探しているならおすすめです。
しかし強めの使用感は好みが分かれるため、無難な商品を探しているなら買うのはやめましょう。
リアップは医薬品なので医師の相談が必要
最後に、発毛効果が期待できるとCMで宣伝している、大正製薬のリアップを紹介します。
こちらは育毛剤ではなく、生えてない部分に毛髪を生やす効果が期待できる「発毛剤」となります。
リアップには発毛効果がある、ミノキシジルが配合されています。
そのため中高年の脱毛症に、高い効果が期待できます。
一方でミノキシジルには、ごくまれに心拍数が増えたり胸が痛くなることがあります。
また第1類医薬品のため、医師に相談した上で使用する必要があります。
さらに女性の薄毛には効果がないため、リアップは使用できません。
リアップは抜けてしまった毛髪を復活させたい男性は、育毛剤ではなく発毛剤海苔アップはおすすめです。
ただし医薬品になるので、対象となる方以外は使用してはいけません。
まとめ
髪の毛の薄さやボリュームが気になりだしたら、毛髪をケアする育毛剤の出番です。
地肌や毛髪に必要な栄養を与え、地肌の血行を良くしながら髪を元気に育ててくれます。
注意してほしいのは、育毛剤は今ある髪の毛を元気にする手助けをする商品です。
髪を生えやすくはしますが、髪が生えなくなった部分には効果が薄いです。
育毛剤は男性用・女性用があり、価格や成分などで選べます。
長く使わないと効果が出にくい商品なので、長く付き合える育毛剤を選びましょう!
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