
日焼け止めは夏に使うイメージがありますが、紫外線は一年中降り注いでいます。
そのため現在では子供の頃から一年中使うほうが、お肌のために良いと言われています。
日焼け止めの中には肌に優しい商品や、あらゆる状況でも使える商品もあります。
しかし使い方によっては思うように効果がでないなど、買ってはいけない商品も存在します。
そこで今回は買ってはいけない日焼け止めについて、理由と人気商品のおすすめ出来ないところを比較します!
ユースキンシソラ UVミルクは子供にも使えるがべたつく

ユースキン・シソラUVミルクは、日常使いにちょうどいいSPF30・PA+++の日焼け止めです。
容量は40g・価格は800~1000円前後と、手に取りやすい商品となっています。
SPFは肌が焼けたりヒリヒリする「紫外線B波」を、どれだけ防げるかを表しています。
SPF30は通勤や外出時の紫外線を防ぐのに、ちょうどいい数値となります。
PAは長期間浴びると肌が衰えてしまう、「紫外線A波」をどれだけ防げるかを表しています。
+の数が多いほど防ぐ力が強く、PA+++は日常生活での紫外線対策にちょうどよい数値となります。
ユースキン・シソラUVミルクの特徴は、肌に負担がかかる紫外線吸収剤を使っていないことです。
また香料・着色料・アルコールなどの、肌に刺激になる成分も使っていません。
その他にはしその葉エキスを配合するなど、肌に負担のかからない日焼け止めとなっています。。
シソラUVミルクは肌に優しいですが塗った時のベタつき感が気になります。
水や汗にも弱いため、汗をかきやすい子供にはこまめに塗りなおす必要があります。
子供にも使える肌に優しい日焼け止めを探しているなら、ユースキンはおすすめです。
しかし汗をかきやすい人やベタつき感が苦手なひとは、シソラUVミルクを買ってはいけません。
ニベアUVウォータージェルはやさしい使い心地だが水に弱い

顔も体も一つの日焼け止めで済ませたいなら、ニベアUVウォータージェルがぴったりです。
140g入りのポンプタイプが800円前後で購入できるため、顔にも体にもたっぷり使えます。
SPFは35と50の2種類あり、SPF50は海や山で長時間過ごす時にぴったりの数値です。
一方でPAは「PA+++」と日常の屋外対策レベルなので、完全に防げると思いこむのは危険です。
またウォータープルーフタイプではないので、海水浴向きの商品ではありません。
商品名に「ウォータージェル」とある通り、サラッとしたジェル状でべたつかずによく伸びます。
化粧下地にもなるので、首や顔に塗ってからメイクを楽しむこともできます。
注意点としては紫外線吸収剤を使っているため、敏感肌の方はパッチテストをしたほうが安心です。
顔も体にもたっぷり使えて、強めの紫外線も防ぎたいならニベアUVウォータージェルはぴったりです。
ただし水には強くないので、海水浴で紫外線対策を考えているならこの商品を買ってはいけません。
キュレルUVカット UVエッセンスは肌にやさしいが白浮きする

キュレルは乾燥性敏感肌の方向けのスキンケアブランドで、洗顔料からファンデーションまで揃えられます。
日焼け止めも肌に優しく、「UVカット UVエッセンス」は顔・体どちらにも使える商品となっています。
キュレルUVカット UVエッセンスはSPF30・PA++と、日常生活で使うには十分なレベルです。
紫外線吸収剤不使用なので、肌の弱い子供にも安心して使えます。
肌への優しさに関しては、お肌に必要なうるおい成分である「セラミド」を配合しています。
そのため屋外でも潤いが続き、かさつきやつっぱり感が減らせます。
また消炎剤を配合しているので、付けた刺激で肌が荒れるのも防いでくれます。
肌に優しいUVエッセンスですが、つけたときに白浮きしやすい点が気になります。
化粧下地に使えるとありますが、キュレルには化粧下地もあるので別に用意した方が安心です。
価格に関しては50gで1100円前後と、顔・体両方使うには少し気になる価格設定です。
顔だけなら「潤浸保湿 UVクリーム」もあるので、比較して選ぶことも大切です。
肌が弱く刺激が少ない日焼け止めを探しているなら、キュレルのUVカットUVエッセンスはおすすめです。
ただし白浮きしやすく価格が高めなので、肌が元気な方は他の商品を選びましょう。
メンソレータム サンプレイ スーパーブロックはコスパ最強だが落とせない

日焼け止めを価格で選びたいなら、メンソレータムのサンプレイスーパーブロックがぴったりです。
定価は770円となっていますが、ドラッグストアでは200~300円で販売しています。
紫外線対策に関してはSPF50・PA++++と強く、ウォータープルーフなので海水浴にもぴったりです。
もしここまでの日焼け止め対策を求めていないなら、SPF34/PA+++の「ベビーミルク」もあります。
水や汗に強いサンプレイですが、メイク落としを使わないと日焼け止めが落ちません。
しかもしっかり落とすタイプのメイク落としでないと、落ちない場合もあるので注意が必要です。
また紫外線吸収剤を使っているため、顔に使う場合はパッチテストをしたほうが安心です。
手頃な価格で水や汗に強い日焼け止めがほしいなら、サンプレイ スーパーブロックはピッタリです。
しかし日焼け止めの肌残りが気になる人は、この製品を買ってはいけません。
アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルクは香りが気になる

資生堂の「アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク」は、日焼け止めの代表的な商品です。
紫外線対策はSPF50+・PA++++と、日焼け止めの中ではトップクラスとなっています。
SPFの数字は50が最大で、それ以上となる場合も50という表現となります。
アネッサはSPF50以上の「プラス」を付けた商品なので、あらゆる紫外線対策にぴったりです。
また水にとても強いため、どんな場所でも対応ができます。
お肌へのつけ心地は化粧品ブランドの資生堂らしく、サラサラ感が長続きします。
また肌にツヤ感も生まれるため、日焼け止めを塗っていないような肌に見せてくれます。
使い心地が良くて紫外線にとても強いアネッサですが、シトラスソープの香りがついています。
人によっては苦手な香りなのと、汗をかいた時に香りが混ざらないか不安が残ります。
また水に強いアネッサは、化粧落としを使っても落ちにくい製品となっています。
忙しくてメイク落としに時間が取れない人が使う場合、肌残りが気になります。
つけ心地がサラサラで、どんな状況でも紫外線を防ぐアネッサは頼りになる日焼け止めです。
しかし水や汗に強すぎて落ちないのと香りが気になるので、必ず確認してから購入しましょう。
まとめ

日焼け止めを選ぶポイントは、どれだけ紫外線を浴びる環境にあるかを考えることです。
長時間外で働く人は、SPF50で水や汗に強いタイプがおすすめです。
通勤や買物程度の外出なら、SPF30以下で石鹸で洗い流せるタイプでも大丈夫です。
敏感肌や子供に使う場合は、紫外線吸収剤不使用の製品を選ぶと安心です。
より強い効果がある日焼け止めは、それだけお肌にも負担がかかります。
紫外線を防いだけれど肌荒れした、なんてことがないように慎重に比較して日焼け止めを選びませんか?
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