オリーブオイルは独特の風味があり、そのままかけても料理に使ってもおいしい油です。
またオレイン酸を豊富に含み、美容や健康にもプラスになると評判です。
オリーブオイルは現在様々な種類が販売されていて、どれを買えばいいのか迷いがちです。
しかも中にはオリーブオイルと呼べないものもあると聞いたら、買って失敗しそうと不安になりませんか?
そこで今回は、買ってはいけないオリーブオイルについて紹介します!
業務スーパーの「オリーブポマスオイル」はオリーブオイルではない
業務用食材や冷凍食品が安く買える業務スーパーは、上手に活用したいお店の一つです。
調味料も他のお店で見かけない商品が多く、つい買ってしまうこともよくあります。
そんな業務スーパーにあるオリーブオイルに、「オリーブポマスオイル」があります。
1リットル入りで400円前後とお得で、値段と量でつい買ってしまいたくなります。
しかしオリーブポマスオイルは、正確にはオリーブオイルではありません。
オリーブオイルを絞ったあとのオリーブから油を抽出し、オリーブオイルを混ぜたものとなります。
偽物・・・といってもいいかもしれません。
国によっては食用ではないポマスオイルですが、日本で販売している物は食用として調整されたものです。
ですが味も風味もオリーブオイルとはかけ離れていて、これをオリーブオイルというのは失礼です。
業務スーパーには「オーガニックエキストラバージンオリーブオイル」があり、1リットル600円前後と格安です。
安くオリーブオイルを買いたくても、業務スーパーのオリーブポマスオイルは買ってはいけません。
トップバリュのさらっとクセがないオリーブオイルは風味の変化が気になる
身近なスーパーであるイオンでは、お得な価格で販売しているトップバリュ商品があります。
オリーブオイルも数種類あり、「さらっとクセがないオリーブオイル」もその一つです。
オリーブオイルは苦味や香りなどのクセがあり、人によっては苦手と感じることがあります。
さらっとクセがないオリーブオイルは名前の通り、クセが少なく使いやすいオリーブオイルです。
ただしさらっとクセがないオリーブオイルは、本格的なオリーブオイルを使いたい人向きではありません。
というのも「エクストラバージンオイル」ではない、普通のオリーブオイルだからです。
オリーブオイルにはいくつか種類があり、その一つが「バージンオイル」です。
その中でも「エクストラバージンオイル」は、国際基準で酸度0.8%以下と決められています。
酸度は少ないほうがより鮮度が高く、それだけフレッシュな味わいが楽しめます。
さらっとクセがないオリーブオイルに関しては、エキストラバージンオイルではありません。
サラダやパンにかけてもいいですが、オリーブオイルらしい味わいは期待できません。
またオリーブオイルの風味は落ちやすいため、色付きの瓶で売られていることが多いです。
しかしさらっとクセがないオリーブオイルは透明ペットボトル入りで、保存した時に風味の劣化が気になります。
揚げ油や炒め油としてたっぷり使いたいときは、さらっとクセがないオリーブオイルはおすすめです。
しかしきちんとしたオリーブオイルを味わいたいなら、この商品を買うのはやめましょう。
BOSCO・エキストラバージンオリーブオイルは辛くて苦い
BOSCOのエキストラバージンオリーブオイルは、日清オイリオグループが販売している商品です。
スーパーでよく見かける商品で、サイズも豊富で買いやすいオリーブオイルでもあります。
イタリア産のオリーブを絞ったエキストラバージンオイルは、日本国内で瓶詰めされています。
また鮮度を保ったまま瓶詰めするため、安心感と新鮮さには定評があります。
ただし味に関しては辛味と苦味が強く、香りが弱く感じられるという意見があります。
辛味・苦味は独特なため、子供はもちろん大人でもダメな人がいるかも知れません。
オリーブオイルは風味が独特のため、バランスがよくても苦手な方はいます。
もし辛味・苦味が得意でないなら、BOSCO・エキストラバージンオリーブオイルは買ってはいけません。
J−オイルミルズのオリーブオイルエクストラバージンはクセがなさすぎる
J−オイルミルズのオリーブオイルエクストラバージンは、味の素ブランドのオリーブオイルです。
こちらもサイズが豊富で、スーパーでよく見かける商品です。
この商品はスペインの指定農園のオリーブを絞った、エクストラバージンオリーブオイルです。
パッケージも鮮度を保つ工夫がしているため、風味が落ちにくくなっています。
風味が落ちない工夫はあるのですが、味そのものはあっさりしすぎています。
エクストラバージンオイルなのに、クセがなさすぎて物足りないという意見がありました。
エクストラバージンオリーブオイルはそのまま飲んでも美味しく、健康効果が期待出来ます。
クセがないので飲みやすいかも知れませんが、オリーブオイルはごくごく飲むものではありません。
少しづつオリーブオイルに慣れようとするなら、クセが少ないこの商品でもいいかもしれません。
しかしオリーブオイルらしさが欲しいなら、オリーブオイルエクストラバージンは買ってはいけません。
まとめ
オリーブオイルは輸入品も多く、大きめのスーパーやネットでも購入することが可能です。
購入するときは酸度が0.8%以下の、エクストラバージンオイルを選ぶとより安心です。
今回紹介した商品は、スーパーでよく見かける買いやすい商品です。
日本のメーカーが作っているため、日本人に食べやすい味のものがほとんどです。
ただしオリーブオイル本来の風味という点では、物足りない所品も多くなっています。
オリーブオイルはクセがあり、人によっては味が合わないこともあります。
自分にとっておいしい風味はどんなものかと考えながら、オリーブオイルを選びませんか?
コメント