子供の入学式は、お母さんにとっても晴れの日となります。
きちんとしたフォーマルスーツで、お子様の入学式をお祝いしたいですよね。
フォーマルな装いにはアクセサリーが欠かせませんが、入学式にふさわしいものはあるのでしょうか。
気が付かずにマナー違反の装いとならないためには、どんな点に注意すべきなのか気になります。
そこで今回は、入学式のアクセサリーのマナーについてと、アクセサリーごとのポイントを紹介します!
入学式でつけて良いアクセサリーは?
小学校の入学式は、日中に行われる行事です。
そのため光が反射しやすいアクセサリーは、マナー違反となってしまいます。
具体例をあげると、反射しやすい金やダイヤを使ったアクセサリーは、入学式には避けましょう。
入学式は子供が主役のため、親が目立ってしまうようなアクセサリーもマナー違反です。
大きな宝石がついた、作りが派手なアクセサリーもマナー違反となります。
指輪に関しても、結婚指輪以外のリングは身に着けないことをおすすめします。
宝飾系のアクセサリーを身に着けたいなら、真珠を使ったものを身に着けましょう。
ネックレス・イヤリング・ピアスなど、どれも落ち着いた印象でフォーマルスーツによく合います。
宝飾以外のアクセサリーを身につけるなら、花をイメージさせるコサージュを特におすすめします。
お花はお祝いのイメージにつながりますし、身につけるだけで華やかな印象となります。
アクセサリーは何種類つけていいの?
アクセサリーはたくさん身につけたくなりますが、つけすぎは下品な印象につながります。
身につけるなら一つか二つに抑え、たくさん身につけるのは避けましょう。
一種類だけ身につけるなら、コサージュかネックレスがおすすめです。
二種類を組み合わせるなら、コサージュ・ネックレス・イヤリングから二種類を選びましょう。
アクセサリーは事前に服と一緒に身に着けて、派手さがないかを確認します。
もし派手さが気になるようなら、一つだけにしたり他のアクセサリーと交換しましょう。
コサージュの色でマナー違反となるものはある?
コサージュは花をイメージした、トップスを飾るアクセサリーです。
素材は布でできた物が多く、中には生花や「プリザーブドフラワー」で作られたものもあります。
付ける位置は左の鎖骨あたりが基本となりますが、右側につけても問題はありません。
入学式用にコサージュを選ぶなら、白や淡い色合いのものがおすすめです。
赤やオレンジなどのはっきりした色合いですと、派手な印象となって目立ってしまうからです。
黒やダークカラーもお祝いのイメージから離れるため、なるべくなら避けましょう。
デザインに関しても、スパンコールなど余計な装飾がついたものはマナー違反となります。
上品な素材でシンプルなデザインのコサージュで、華やかさと落ち着きを両立させましょう。
ネックレスの色や種類で気をつけるポイントは?
首元を飾るネックレスは、できれは真珠を身に着けましょう。
真珠はどんなフォーマルの場でも使いやすく、特に白真珠は一つあると重宝します。
もし入学式用に購入を考えているなら、白真珠のネックレスをおすすめします。
白以外の真珠ですが、ピンクやグリーン系の淡いものなら入学式に身につけても大丈夫です。
ただし濃い色合いのものは光沢が目立つため、入学式向けではありません。
またブラックパールもお葬式向けの装飾となるため、入学式では避けましょう。
ネックレスの長さは服装似合わせて選びますが、基本は40センチ程度の首周りに合うものを選びます。
真珠のサイズが小さめなら二連でつけてもいいですが、基本は一連のデザインとなります。
真珠以外のネックレスを身に着けたい場合は、なるべくシンプルで小ぶりなものを選びます。
真珠一粒だけや小粒の宝石が一粒だけの、プラチナチェーンのネックレスがおすすめです。
イヤリング・ピアスで気をつけるポイントは?
イヤリングやピアスも装飾品の定番ですが、こちらも真珠をあしらったものをおすすめします。
ネックレスと合わせて同じ色の真珠を選べば、上品で統一感のある装いとなります。
デザインに関しては、台座に固定されているものが上品な印象になります。
ぶら下がって揺れるものもマナー違反ではありませんが、派手な印象となるので避けましょう。
真珠以外のイヤリング・ピアスは、輝きを抑えたムーンストーンがおすすめです。
どうしても輝きが気になるようなら、あえてつけないという選択も考えましょう。
アクセサリーをつけないとマナー違反になる?
フォーマルな装いには、ネックレスなどのアクセサリーを加えたくなります。
しかしアクセサリー類は、必ず身に着けないとダメ、というものではありません。
もし手持ちのフォーマルにアクセサリーが合わないときは、無理をして身に付けなくても大丈夫です。
また入学式向けではないアクセサリーしかない場合は、つけない方がマナーを守る形になります。
小さい子供と一緒に参加する場合、子供がネックレスやコサージュを引っ張る可能性もあります。
万が一の事故を防ぐ意味でも、アクセサリーは身に着けなくても大丈夫ですよ。
まとめ
入学式は子供の第一歩をお祝いする、特別な場です。
そのためフォーマルスタイルで参加し、失礼のないようにしましょう。
入学式で身につけるアクセサリーは、コサージュがおすすめです。
宝飾系なら白真珠を選び、派手さよりも落ちついた印象でまとめます。
入学式での母親の装いは、他の母親からもしっかりチェックされています。
マナー違反とならないように、入学式のアクセサリーに気を配りませんか?
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