「子供が産まれる=幸せ」という
イメージが強いですが、実は意外と
育児ノイローゼに悩むお母さんが
多いのはご存知でしょうか?
核家族が増え、周囲に頼れる人が
いないという方も増えています。
そんな環境の中で、1番最初に
育児ノイローゼに気付いてあげられるのは
夫を始めとした親族なのではないでしょうか?
妻が育児ノイローゼかもしれない、
と思ったら手遅れになる前に
あなたがするべきことを知っておきましょう。
そもそも育児ノイローゼとは?楽しい育児がいつのまにか孤独との戦いに
育児ノイローゼを防ぐためには、
夫婦の会話が重要になります。
育児や家事の手抜きを許したり、
夫が手伝うのはもちろんですが、
しっかりと夫婦の会話の時間を取り、
「妻を孤独にしない」ということも大切です。
子供が小さいうちは外出も難しく、
自宅にこもりっきりになってしまいます。
夫としっかりコミュニケーションを取り、
1日の出来事を共有することで、
身近に理解者がいること、育児や家事に
積極的に参加する意思があることを
妻が認識出来るように工夫しましょう。
そうすることで孤独を感じない
ようにしてあげることが出来ます。
それでも万が一、妻の様子がおかしいと感じたとき、
いち早く気付き対処出来るよう、
育児ノイローゼについても知っておく必要があります。
育児ノイローゼの症状
- 気分が落ち込み、常に憂鬱に感じる
- 家事や子供のお世話をしたくない
- イライラして怒りっぽくなる
- 気力が無くなり、何事にも興味がなくなる
- 食欲がなくなる、もしくは過食してしまう
- 夜眠れず、昼間にボーッとしてしまう
- 子供が可愛いと思えなくなる
この様な症状が見受けられる場合は
育児ノイローゼを疑いましょう。
育児ノイローゼの原因は、育児によるストレス!家族のサポートが需要に
育児ノイローゼの原因は
主にストレスが関係していると言われています。
育児ノイローゼの原因
- 慣れない育児への不安
- 慢性的な睡眠不足
- 母親としての責任
- 子供と二人きりである孤独
- 自分の時間が取れない
- 余裕がない
- 夫が育児や家事に非協力的
- 育児に対するサポート不足
こういったストレスは、
育児が終わるまで無くなることはありません。
そのうえ、放置してしまうと
最終的に家庭としてうまく機能しなくなり、
最悪の場合、家庭崩壊を起こす可能性もあります。
「今だけのことだ」と放置せずに、
妻の苦しみは自分の苦しみとして
共に乗り越える様にしましょう。
育児ノイローゼから妻を救うための対処法を知る!夫だからこそ出来ること
1. 相談に乗る
子育てをしていると、
毎日たくさんの悩みが出来ます。
妻が相談してきた時は
一緒に解決方法を探し、
たまに夫の方から
困ったことがないか
聞いてあげるのも良いでしょう。
産後のあなたの対応が良ければ、
その後の妻からの評価も
高くなりいい事づくしです!
2. 休む時間を確保してあげる
どうしても夫が仕事に行っている間は、
妻は育児に家事に休む暇がなく、
そのうえ夜中も頻繁に授乳で起きる必要があります。
仕事が早く切り上げられる日や
お休みの日は、子供をお風呂に入れたり、
夜中の授乳に粉ミルクを取り入れて、
夫婦交互に対応するように
してみてはいかがでしょうか?
少しでもまとまった睡眠時間を
確保してあげたり、一息つく時間を
作ってあげるだけで気持ちを
リセットすることが出来ます。
3. 子供から離れる時間を作る
これは少し子供が大きくなって
からでないと難しいかも知れませんが、
たまには夫が育児を背負い、
妻に自由な時間を与えましょう。
小さい子供を置いて出掛けることに
罪悪感を覚えるお母さんも多いですが、
「それは悪いことではない」という
事も伝えてあげましょうね。
夫に子供を預けて安心して
出掛けられるということは、
あなたが妻に信頼されている
証拠でもあります。
4. 家事に参加する
晩ご飯の後は食器を洗う・
朝のゴミ出しを担当するなど、
些細なことでも家事を積極的に
手伝ってくれる夫は頼もしく感じるものです。
その他にも、休みの日に
布団を干したりお風呂掃除を
率先してやってくれるのも
ポイントが高いですね!
また、頼まれる前に自分から行動したり、
「後で」と言わず、先に済ませてしまう
と妻も安心してあなたに任せることが出来ます。
5. 夫婦の時間を大切に
子供が寝ている時など、ふと母親・父親
から開放され夫婦に戻る時間を大切にしましょう。
家事が行き届いてなかったり、
妻の態度に不満があっても
一度グッと押し込め、貴重な時間を
お互いのことを認め合う時間に
変えてみるのはいかがでしょうか?
お互いが労い合う時間を持つことで、
相手を大切に思う気持ちを
忘れないようにしましょう。
育児ノイローゼで離婚問題!気付いたときには取り返しが付かないことに?
これまでお伝えしてきたように、
育児ノイローゼには夫婦関係が
大きく関係しています。
夫婦関係が良好の場合は、
自然と妻も夫に頼ることが出来るので、
比較的安定した精神状態で、
育児や家事に取り組むことが可能です。
その反対に、妻に育児ノイローゼの
兆候がある場合は、夫は気付いて無くても、
妻は育児や家事に対して不満や不安を
溜め込んでいる場合がほとんどです。
そういった場合は、育児ノイローゼの
原因がいつの間にか夫になっていて、
ひとりで育児や家事をこなさなければ
ならない負担がノイローゼを引き起こします。
産後は体調や生活リズムが
今までと大きく変わり、
ホルモンバランスも乱れるため、
今まで大丈夫だったからと
任せきりにしてしまうことは
大きな間違いなのです。
実際に産後に離婚する夫婦も増えており、
育児ノイローゼが原因で「毎日喧嘩が絶えない」
「耐えきれず別居状態が続く」などが
離婚理由となることもあります。
そうなってからの夫婦関係を
修復していくのはかなり難しいので、
早めに妻のイライラの原因を知ることが大切です。
妻の育児ノイローゼ まとめ
育児ノイローゼの対処法として有効なのは、
夫婦関係を良好に保ち悩みは共有する
ことだというのはお分かり頂けたと思います。
今回は夫が妻を支えることに
軸を置いてお話しましたが、
何でもかんでも夫が我慢すれば良い
ということではありません。
もちろん、あなたの不満も妻に伝えることは大切です。
ただ、産後は妻が不安定であることを理解し、
少し夫のほうが大人になるということが
夫婦関係を良好に保つ鍵になると思います。
産後にあなたのサポートが
しっかり出来ていれば、将来あなたが
困った時は妻の方から率先して
サポートをしてくれるはずです。
そうやって素敵な家族を作っていきましょうね。
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