悪阻(つわり)がある時に、食事はどうすれば良いのでしょうか。
今まで普通に食べていたものまで、受け付けなくなったりしますよね。
そんな時は、食べられそうな物を、食べられる時に、無理なく食べる!
気持ち悪いのを我慢して、無理して食べなくても大丈夫です。
悪阻(つわり)の期間中でも、食べやすい物やおススメの食材など、
妊婦さんと、お腹の赤ちゃんに優しい情報をご紹介します!
悪阻(つわり)がツライ時!食事のバランスは気にせずに!
つわりがあって食べられなくなると、気になるのは赤ちゃんへの影響です。
栄養バランスが偏り、成長に差し障りがあるかも知れないと不安になります。
周りからも、バランスの良い食事をたっぷり摂るよう、言われたりします。
妊婦さんは「食べなければ、、」という気持ちに、追い込まれてしまいますね。
でも実は、そんな心配はしなくても大丈夫なようで、多少の栄養バランスの
偏りや、不足があっても、赤ちゃんの成長に大きな影響はないとの事です。
悪阻(つわり)がある期間は、個人差はありますが、5、6週から始まり、
7~12週にピークを迎える、およそ2~3か月間です。
その間の食事については、食べ物の嗜好の変化や体調不良などで、思い通りに
出来ないことが多いものです。
悪阻(つわり)のピーク時には、気持ちを楽にして、小まめな水分補給と、
食べられそうなものを、無理しない食べ方で乗り切りましょう。
悪阻(つわり)がツライ時の食事として取り入れやすいもの
栄養指導などで言われる、食べたほうがいい物という概念は、取り敢えず
頭の隅に置いておきましょう。
悪阻(つわり)で物が食べられない時は、何でも良いので、美味しい!と思える
ものを少しづつ口にするよう心掛けるだけで大丈夫です。
噛むことがツライ妊婦さんもいると思います。
そんな時には、ゼリーや栄養ドリンクなど、噛まずに摂取できるものでOKです。
妊娠期間はビタミン、ミネラル、カルシウムが、吸い取られていくような感覚が
あるので、妊婦さんの美容と健康のために、補給していきましょう。
多くの妊婦さんに人気が高いのは、ウィダーインゼリーです。
欲しい栄養素を爽やかな風味と、快適なのどごしで補給できます。
ミネラル不足解消に、ウィダーインゼリーマルチミネラルを。
ビタミン不足解消に、ウィダーインゼリーマルチビタミンを。
他にも、森永製菓から「inゼリー」という製品が発売されています。
エネルギー、ビタミン、ミネラル、プロテインと、豊富なラインナップです。
どうしても食べられない、食欲が出ない時などに、是非試してみて下さいね。
少しでも、悪阻(つわり)の不快感とストレスが軽減されるかも知れません。
悪阻(つわり)がツライ時の食事に効果的とされる食材
★ショウガ
ショウガの辛みや香りが、消化器官に働きかけ、悪阻(つわり)の軽減を
期待できると考えられています。
お味噌汁に少々、うどんに少々と、食事の中にプラスしてみて下さい。
香りや風味が変わることでも、食欲に変化がみられるかも知れません。
ただし妊婦さんの場合、1日の摂取量2,000㎎迄が良いとされています。
ティースプーン1杯程度のおろしショウガを目安に、摂取しましょう。
★ビタミンB6
ジャガイモやサツマイモなどのデンプン質の野菜、バナナやパプリカ、カツオや
サケの赤みの魚、鶏肉やひれ肉などに含まれている、ビタミンB6も強い味方です。
糖質の代謝調整に適しているビタミンB6は、悪阻(つわり)が、多少なりとも
軽減されると期待が持てる食材です。
これらの食材を食事の中に上手に取り入れ、意識的に摂取してみましょう。
少しづつ体調が変わるかも知れませんね。
ビタミンB6を楽に摂取する方法として、今人気のプロテインがあります。
食事そのものが苦痛な場合は、プロテイン飲料で栄養補給がおススメです。
妊婦さんの悪阻(つわり)を緩和する飲食方法
本来は、当事者にしか分からないくらい大変な苦痛の悪阻(つわり)。
妊娠にまつわる症状だから仕方ないと、我慢している人も多いのでは?
多くの妊婦さんが実践している、ちょっとでも悪阻(つわり)を緩和する方法を
いくつかご紹介します。
★ミント系ガムやタブレット
気持ち悪さを緩和する効果と、乱れがちな口腔内環境を整える作用があります。
特におススメなのは、キシリトール配合のタブレットです。
ロッテのシュガーレス「キシリトール・タブレット」など、常にお口の中を
スッキリさせ、虫歯予防にも効果的なアイテムは強い味方となります。
★柑橘系・炭酸飲料水
レモンやミカンの風味が加えられた、爽やかな炭酸飲料水はスッキリします。
水分補給もツライという人でも、柑橘系の香りで喉を通りやすく整えます。
食事のお供に、いつでも飲めるよう手元に置いておくと安心です。
飲みながらなら、少しづつでも食事が進みそうですね。
★果物
みずみずしく、ビタミンと水分たっぷりの果物はおススメです。
食物繊維も摂れるので、妊婦さんに起こりがちな便秘にも、効果的ですね。
ごはんは無理でも、果物ならスイスイ食べられる、という妊婦さんがいます。
ヨーグルトと合わせたり、スムージーにアレンジしたりしても良いですね。
妊婦さんの悪阻(つわり)で気を付ける点
常に気持ち悪さがあって、食欲がなく、水分補給でも吐いてしまう様な場合は、
脱水症状が心配されます。早めに診察を受けることをおススメします。
また、妊娠前より体重が著しく減少していく場合や、トイレに行く回数が明らかに
少なくなっている場合も、悪阻(つわり)による脱水症状が考えられます。
強い脱水症状を起こしていると、点滴による水分補給の処置を受けなければなり
ません。ツライ時は我慢し過ぎず、早めに産院で診察を受けて下さい。
まとめ
幸せな妊娠でも、悪阻(つわり)の症状は本当にしんどいものです。
2~3ヶ月とはいえ、いつまで続くのか、終わりが見えない苦しさです。
ゆっくり身体を労りつつ、無理のない飲食を心掛けて、出来るだけ気持ちを
楽に過ごして下さいね。
食べられるものを、食べられるタイミングで、食べられる量だけ食べる事。
そして、こまめな水分補給を忘れずに、無事に乗り切っていきましょう!
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