40代以降、年々コシがなくなって細くなる髪の毛。
50代は更年期にもなり、ホルモンバランスも乱れ、ますます薄毛が進行してしまいます。
そんなホルモンゆらぎ世代の50代はヘアスタイルでも老けて見えてしまうのです。
薄毛対策の髪型の一つとして、ボリュームを出すためにパーマをかけたい、なんて思う方は多いはず。
ずばり言いますが、薄毛の方へのパーマはあまりおすすめできません。
この記事では、なぜパーマをかけない方がいいのかその理由と、パーマをかずにボリューム感のある髪型、向いてない髪型、スタイリングの際のおすすめツールなどをご紹介いたします。
魅力的な大人世代、まだまだヘアスタイルで楽しみたいですよね!
「もう歳だから…」なんてこと思わず、薄毛と付き合いながらお洒落なヘアスタイルを楽しんではいかがでしょうか。
読んだあとには、さっそく美容室を予約するかもしれませんよ!
薄毛にパーマをしない方がいい理由
50代の女性の薄毛になっている頭皮の状態はというと、頭皮が乾燥して血流が悪くなっている方がほとんどです。
そんな頭皮にパーマで負荷をかけ、刺激になる薬剤を使うとなると、頭皮にも相当な負担がかかってしまいます。
毛根にも十分な血液を送ることができず、薄毛の原因にもなってしまうのです。
トラブルのある地肌だと、アレルギーによるかぶれを起こし頭皮環境をより悪化させてしまう恐れがあります。
さらに頻繁にカラーを繰り返していると、頭皮だけじゃなく髪も傷んでしまいますので、
どうしてもパーマをかけて手軽にボリュームアップさせたい方は、カラーと同時施術はせずに、1~2週間あけるようにしましょう。
自分の髪をよく知っている、信頼のある美容師さんと相談して、頭皮・髪の状態を見てもらってからにするとより安心ですよ。
薄毛対策におすすめな髪型
女性の薄毛の一番気になる所はトップとつむじがほとんどです。
なので、毛先が揃ってるような重めの髪型より、トップが軽くなっているような髪型がおすすめです。
ロングよりもショートやボブ、さらにトップにレイヤーが入って軽さのあるスタイルがおすすめです。
ひし形のシルエットも素敵ですよ。
おすすめしない髪型
50代の薄毛が気になる方におすすめしない、NG髪型は、毛先が揃ってるような重ためボブや、レイヤーが入っていないショート、マッシュルームカット、前髪なしの髪型、ストレートロングです。
これらの共通点はみな、重さがあり、トップの動きが出ずらいことです。
動きがでずらいと、よりペタッと見えて寂しい印象になりやすいのです。
前髪がない髪型は薄毛をより目立たせてしまいますし、髪が長ければ長いほどトップの印象を寂しくさせてしまいます。
髪が細くなってきた、薄毛がきになってきた、という時期になったらロングよりも、ボブやショートにすることをおすすめします。
トップからレイヤーを入れて軽さや動きを出す、ひし形のスタイルにする、分け目をはっきりさせずジグザグにする、などを意識することで、薄毛が気にならない髪型になりますよ。
スタイリングの際のおすすめツール
髪をセットするツールとして、ドライヤーによるブロー、熱を使わず傷まないマジックカーラー、くるくるドライヤーなどがあります。
それぞれ特徴をみていきましょう。
ドライヤーによるブロー
女性の薄毛の初期の段階では、髪の毛は細くなっていますが、本数はあまり減っていないので、この段階での薄毛は、ブローで対処するほうがいいでしょう。
ブローをする上でのポイントは、まず始めに髪の毛を根本からしっかり濡らすことです。
なぜなら、髪の毛の『分かれる・寝ぐせ・ボリューム・ハネ』などは、根本が直接関係してきます。
なので、一度髪をしっかり根本から濡らし、リセットすることが大切です。
その際には、自然に乾く前にドライヤーで髪の生えている流れと逆の方向へ風をあて、意識的に根本を立たせて行くようにします。
そして、髪の毛を根元から立ち上げる感覚でブローしていくと、ふんわりとしたトップになります。
また、根本を立たせてボリュームをだす範囲は、髪の生え際から頭頂部の少しうしろ、つむじのある辺りまでと覚えておきましょう。
全体的にボリュームを出したいからと言ってサイドまで逆立てて乾かすと、サイドまで広がってせっかくだしたトップのボリュームの効果が薄れてしまいます。
しかも、全体が大きいまとまりのないスタイルになるので要注意です。
熱を使わないマジックカーラー
マジックカーラーは『お手軽・時短・簡単』と三拍子そろった優秀なアイテムです。
熱を使わないので、コンセントがない場所でも使用でき、カールアイロンのように髪が傷むことはありません。
自然なボリュームや動きが出せるので、全体を巻かなくても気になる部分だけ使用して違和感なくなじませることができます。
カーラー自体がマジック状になっているので留め具もなく、不器用さんでも簡単に止めることができます。
使い方は、気になるトップやつむじ付近の髪を、カーラーの大きさ・幅に合わせて引き出していきます。
それを毛先からくるくると巻いて止めます。
止まったらしばらく放置ですが、その間にお化粧をしたり朝ごはんを作ったり、ほかのこともできます。
急いでいるときは、巻いたところをドライヤーで温め・冷やす、のくりかえしを数回行うと、すぐにふんわりできます。
マジックカーラーでのポイントは、引き出した髪を真上に引き上げないことです。
真上に引き上げてしまうと、巻き込んで止めたときのカーラーが、逆に根元を潰してしまうからです。
なので、髪を引き出すテクニックは、止めた時に根本がちゃんと立つぐらい、少し斜めに引き出して巻きましょう。
これさえおさえれば、簡単にできますよ。
マジックカーラーは、百均でも様々なサイズで売っているので、髪の長さに合わせて選ぶといいでしょう。
くるくるドライヤー
くるくるドライヤーとは、ブラシとドライヤーが一体化したタイプのカールドライヤーです。
ドライヤーにブラシが一体化したことで、自然なカールやボリュームが出せるのが特徴です。
ブラシとドライヤー両方を使って毎朝ブローするのが難しい人、不器用な人には時間のない朝は簡単に済ませたいですよね。
そんな時、くるくるドライヤーを使えば簡単にサロンでの仕上がりのようになりますよ。
カールアイロンのように、ブラシ部分が熱くならないので安全ですし、根本部分にも使うことができます。
薄毛が気になる部分にくるくるドライヤーを当てることで、根本部分にふんわりとボリュームをだすこともできます。
その際も、根本はしっかりと濡らすことは大切ですよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回は薄毛に合う髪型、合わない髪型、スタイリングのおすすめツールをご紹介いたしました。
子供も手が離れ、自分の時間ももてるようになり、お洒落をしておでかけをできるようになる50代。
髪も素敵に歳を重ねていきたいですね。
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