妊活のはじめの一歩といえば、「タイミング法」。
妊娠しやすいタイミングを狙って子作りする単純な方法なのですが、なぜかうまくいかなくてイライラしてしまっている人も多いですよね。
その原因のひとつが、「夫婦のタイミングが合わない」ということ。
妻としては月に数日しかない排卵日を逃したくないというのに、「ここぞ!」というときに夫が協力的じゃなくなるのはなぜなのでしょう。
今回は、タイミング法に夫が協力的でない原因・夫が協力的に子作りに応じてくれる方法についてご紹介していきます。
月に1度のチャンスになぜ!?夫がやる気をなくしてしまう妊活妻の言葉
1ヶ月に1度のチャンスがやってきたのに、「ごめん今日は気分じゃない」と断る夫…。
夫が協力的になれない原因は、妊活中に妻が発する言葉と夫のメンタルが大きく関係しています。
妊活中につい言ってしまいがちな、夫のメンタルを傷つけるNGワードの例をあげてみましょう。
自分の言動に似ていないか、確かめてみてください。
「協力して!」
人間は「やれ」と言われてやることには意欲的になれないもの。
夫は、妻から「今日は子作りする日だから協力してね!」言われると、途端にやる気をなくしてしまうのです。
チャンスを逃したくないばかりに、口酸っぱく予定を確認したくなるところですが、逆効果ですので我慢しましょう。
また、なかなかタイミングが合わずにイライラしてしまうと、「もう!何で協力してくれないの!?」などと言ってしまいたくなりますがこれもNGです。
「早く帰ってきてね!」
朝、会社に行く前から「今日は(子作りするから)早く帰ってきて!」と言われると、夫にとってはプレッシャーです。
そう言ったプレッシャーをかける言葉を多用すると、「帰宅したら妊活しなくてはいけない」という義務感が生まれ、積極的に頑張ろうという気持ちになりにくくなってしまいます。
その他にも「妊娠しやすい食べ物を食べて!」「お酒・タバコ・コーヒーは辞めて!」など口煩く言い続けるのもやめましょう。
「早く子供が欲しい!」
焦る気持ちがあるのもわかりますが、「子供が欲しい!」という言葉を多用したり、「早く欲しい」と焦らせる言葉はNGです。
急かす言葉というのは、やはり強制されているような感覚がありますし、責任感の強い男性の場合はよりプレッシャーに感じてしまいます。
もし、子作りを急いでいるのだとしても、急かす言葉はグッと飲み込みましょう。
妊活成功の秘訣!夫が協力的になる誘い方は?
タイミング法での妊活成功の秘訣は、やはり夫が協力的になる誘い方をする事です。
強制的ではなく、義務感も感じず、夫が喜んで妊活に協力してくれる言葉がけのポイントを紹介します。
◎疑問形で誘ってみる
朝、「今日は排卵日だから早く帰ってきてよね!」と命令形の言葉で送り出すよりも、「早く帰ってこれる?」という疑問形の方が優しい印象を与えます。
要求を疑問形にすることで、最終的な決定権を相手に委ねているので強制力がなく、命令形で指示されるよりも素直に応じやすいですよね。
夫に妊活を協力して欲しいと思うなら、まずはこの優しい言い回しを心がけてみてください。
◎「妊活」の言葉を出さない
男性が協力的になるには、あえて「妊活」の言葉を出さずに誘ってみるのも効果的です。
なぜなら、妊娠のための行為だから、といわれると生殖機能以外を求められていないのでは?と感じてしまうからです。
子供が欲しいのは、旦那さんを愛しているからで、旦那さんとの子供が欲しいからですよね。
妊娠は、お互いの協力なしには成立しないものですから、旦那さんの気持ちを考慮してプレッシャーにならない言葉がけをしましょう。
◎排卵日以外も誘う
妊娠を望むのなら、排卵日以外でも行為に誘うことをおすすめします。
月に1度、タイミングの合う日にだけ行為をするという妊活カップルは多いですが、それでは行為が子作りのためだけの義務になってしまいます。
子作りの行為に義務感を感じてしまうと、そこから楽しみが無くなってしまい、男性は辛いと感じるのです。
子作りはそもそも、夫婦のスキンシップの一環。
ときどきは妊活に関係ない日でも誘って、夫婦の愛情を深めていってください。
アメリカの生殖医学会の見解では、着床率への影響の大きさは1位「女性の年齢」・2位「セックスの回数」だと言われています。
まとめ
妊活がうまくいかないとつい焦ってしまい、気持ちが一方通行になってしまいます。
夫が気持ちよく応じてくれる言葉がけに気を付けて日々過ごしてみてくださいね。
もしも妊活が行き詰まってしまってイライラしているようなら、一旦妊活をお休みして、夫婦でリラックスできる場所へお出かけしてみるのもいいでしょう。
気持ちをリフレッシュさせて、家庭内を明るくすることも妊活を成功させるために大切です。
妊活は、夫婦お互いの気持ちが揃って前を向いて、はじめてスタートできるものですから、お互いの気持ちに寄り添って、協力しあって妊活も楽しみましょう。
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